つまり企業側の採用担当の立場で考えるわけです。
そうすれば、
・どういう資格を持っているのか、
・仕事優先なのか家庭優先なのか
・待遇は同程度期待しているのか
こういう人なら是非会社に入って欲しいと思えるような人物像が
分かれば、就職活動は目標が決めやすくなります。
どうやって好きな仕事に就けたの?
その年齢から、どうして転身できたの?
どうしてそうやって自分の時間が持てるの?
ビジネスシーンの差は、技術と資格によるものが多いと思われます。
その考え方は人事課の担当者も同じで、どこの会社でも
有能な人材を求めています。
転職活動において、スキルは直接的な影響力を持っています。
資格は形として証明できるものであり、人柄や口調を使った
アピールとは異なります。資格が有利なのは間違いありません。
生まれてからずっと教育を受けてきたのに、まだ勉強し続けるの?・・
と疑問を持つかもしれません。
しかし、人と仕事の関係は、人生で最も時間を使う場所であり、
仕事を選ぶとは、その場所を決めることなのです。
仕事は、人生を豊かにする方法の一つでもあります。
転職活動では、やりたいこと、やらねばならないこと、
やれることに対して、自分で考えて、答えを出すということが、
転職活動では必要であり、一つの自立につながります。
転職の目的は、家族を守る、生活の質を上げたい、自己実現を
したいなど、さまざまですが、仕事を通して、自分の少し先を
見据えていくことも大切かもしれません。
先行投資として出費はスキルアップにはつきものです。
その費用をサポートしてくれるものとして、教育訓練給付制度が
あります。雇用保険の一つです。なお、失業保険との併用もできます。
適用制度が2007年10月1日から改正され、今まで3年以上雇用保険を
納付していないともらえなかったのが、その納付期間が1年以上に
短縮されており、さらに3月末には6か月になる予定です。
とても活用しやすくなって来ています。
活用幅としては、職業能力開発学校や英会話、専門学校などで幅広く
活用できるので、ハローワークで相談するのも良いでしょう。