2009年04月30日

退職する前に有給休暇を使い切るコツ

退職するとき重要なことの一つに、
有給があと何日残っているのかと言うことがあります。

勤めているときって、会社に対して言いたいこと
言いにくいものですね。わがままを通すのは
なかなか言いたくても難しいものですが、
これが辞めるとなったら言いやすいものです。


退職の意思が自分にあり、退職することを告げた当日、
時間が過ぎるとなかなか言いづらいので、有給の話にまで
持ち込めるのが理想です。
しかし、それでもやっぱり言いづらい人もいますので
そういう人はこうされてはどうでしょうか。



◆退職する前に有給休暇を使い切るコツ

有給とは自分の意思表示で当然のごとくに効果が発生するので
「形成権」ともいわれています。
難い話になりますが、一度有効に年休の申し出があった場合は、
会社は原則として断れないのですが、年休使用者が普通の努力
をしても、会社の事業の正常運営を妨げる場合は、会社としては
「別の日にしてくれ!」と言うことができ、これを法律的には
「時季変更権」といいます。

話をしても、会社側がどうしても有給休暇を与えない場合は、
相談(労働基準監督署)する事が出来ます。

つまり、辞める時期に有給を消化することは労働基準法で
決まっていて、問題は法律的にはないのです。


辞めるときに、「辞めるときに有給など使えません」
という会社は、問題があり法律違反になります。
最近の会社では、「退職は△日付けですが、○日からは
もう有給消化で出社しません」という言い方が普通の
基準値の会社もあります。

言い方は多少問題ありますが、そういうこともあることを
知っておいたほうがよいですね。

はっきり言えることは、会社の人事労務担当者
労働基準監督署が怖い存在であることです。
労働基準監督署の査察があったりすると、労務担当者は
間違いなく経営層からマイナス評価されやすくなります。
ですから、有給休暇の話をするとき、なかなか話を
受け入れてもらえなければ「労働基準監督署」に相談する
とか言えばすんなりいくのではないでしょうか。


法律的に、最後まで争う場合に会社が負けるのは確実ですが、
なるべくスムーズに有給がこなせると良いですね。


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posted by 7fukujin at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 失業保険と求職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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