している中、10月10日と11日に東京のビッグサイトで、3年生を
対象にした就職説明会「就活支援LIVEセミナー」が開催されて
います。
銀行や商社など50社が出展したのに対して、学生は1万人程度参加
したそうですから、大学生が就職に危機感を持っているのが分かり
ます。
4年生になってから、就職活動を始めるのでは今の時代遅すぎる
のでしょう。3年生、もっと極論すれば大学に入学した時点で
卒業後のことを考えて大学生活を送るべきかもしれません。
◆就職活動を経験した人の体験談です。
Mさんは去年の10月ごろから就職活動を始めました。
就職活動し始めたころは、就職活動に対して全く知識がありません
でした。全く知識がない状態からのスタートだったので、本当に
大変だったようです。
まず、最初に取り組んだのはMさんが興味のある会社を探すこと
です。Mさんは工学部でしたので、自動車関係や電気関係の業種を
探しました。候補となる会社を探したあとは、それぞれの会社に
ついて詳しく調べました。
会社の実績や仕事内容なんかは当然ですが、勤務地の情報や勤務地
周辺の環境や家賃なども調べました。また、調べた内容を候補に
入れながら自分の将来設計をしました。
その後、いろいろな角度から将来を考え、総合的に一番自分に合っ
た会社を選びました。Mさんの場合は2社まで絞ることができた
そうです。
ここから就職試験への対策が始まりました。
最初のほうは筆記試験の対策ばかりしていました。
その会社の採用試験の過去問を解いたり、市販されている問題集を
解いたりして対策しました。
実際の就職試験の問題はそれほど難しい問題はなく、頭の回転を
競うような問題が多かったので事前に練習しておくことによって、
なんとか筆記試験を乗り切ることができました。
しかし、ここからが一番大変でした。
それが面接対策です。
大手の会社では筆記試験であしきりをして、面接試験で採用するか
どうかを決めていると思います。
面接試験といっても中学校や高校の面接試験とは違い1時間ほどの
面接試験をする会社もあります。そのため、本来の自分を見抜かれ
ます。
事前から何を言おうか考えているような人は、どうしようもありま
せん・・・私が一番いいと思う面接対策はいつも、色々なものに
興味を持ち考え、自分の考えを持つということです。
Mさんの体験談から分かるように、採用担当者が面接に重点を
置いているのが分かります。面接対策は一朝一夕ではできません
から、日頃から自分の考えをもって行動することが大切なこと
だと思います。