いる人に対して、一般のハローワークより馴染みやすい施設と
して「ヤングハローワーク」を用意してあります。
比較的年齢の高い人が多数いる一般のハローワークが苦手という
20代の方などには気軽な感じで行けるので利用されてはいかが
でしょうか。
ヤングハローワークとは、大学・短大・高専・専修・高校を卒業
予定の学生やフリーターが長期化している、就労経験がないなどの
35歳未満(その施設によって対象年齢は異なる)の若者の就職や
転職を支援するための施設です。
渋谷、横浜、札幌、長崎など、全国各地にあります。
ヤングハローワークではなく、「ヤングジョブスポット」や
「ジョブカフェ」、「若者就職支援センター」など、違う名称が
つけられていることも多いようです。
◆全国のヤングハローワーク連絡先
http://www.mhlw.go.jp/kyujin/gakusei.html
受けられる「支援」の内容については、その地域によって差がある
みたいですが、「求人情報の提供」、「就職に関する相談や職業の
紹介」、「就職に関する情報の提供(企業説明会や就職面接会の
開催など)」、「パソコンを使った職業適性診断」などが一般的な
業務内容になります。
施設によっては、専門のカウンセラーによる就職カウンセリングや
ワードやエクセルなどの使い方を学ぶパソコン講習会を受けたり、
求人雑誌の閲覧をしたり、履歴書の書き方や面接の受け方などの
就職に必要な知識を知ることもできるでしょう。
ヤングハローワークは、若者が集まりやすい繁華街に設置されて
いて、気軽に立ち寄ることができます。就職を強要されるわけでは
なく、あくまでも本人の希望に応じて支援してくれるので、正社員
での就職を希望しているのなら一度行ってみる価値はあると思いま
す。
ヤングハローワークによっては、中学生や高校生を対象にした
プログラムを行っていることもあります。
中学生といえば、「13歳のハローワーク」世代ですよね。
職業のことを意識するのが早過ぎるということはないと思います。