2009年12月08日

雇用保険のしくみ

雇用保険と言うのは従業員を雇っている会社ならばすべて強制的
に加入しなければなりません

従業員がひとりであっても必要です。

個人経営や法人の区別はありませんから、ほとんどの何らかの
事業を行っているところは対象となります。


雇用保険に加入すれば雇用保険被保険者証と言うものが発行され
ます。これは健康保険証と同じようなものです。
各個人にひとつずつあります。会社に勤めているのであれば、
通常は会社が保管している書類です。

失職などをした時に被保険者証を受け取ることができます。
そして再就職する時にその被保険者証を再就職先へ提出すること
になります。被保険者証の番号はその個人について回ります。

年金の番号のようなものです。
加入期間の特定ができるようになっているのです。
アメリカが舞台の映画見ていると、よくソーシャルセキュリティ
ナンバー(Social Security Number)は? と尋ねられるシーン
が出てきますね。米国で生活するとき欠かせないのがS.S.Nという
社会保障番号ですが、日本でも被保険者証の番号はとても大切な
ものです。


雇用保険の手続き

退職した時に被保険者証とその他の必要書類を添えてハローワーク
に提出します。手続きがすめば雇用保険の受給資格が確定します。
受給するためには失業の事実が必要となっています。

つまり、仕事をしていない期間が必要なのです。
退職してから7日間は失業手当をもらうことはできません。
失業が確定したというお墨付きをもらうことを失業の認定と言い
ます。雇用保険受給資格者証というものを提出してようやく失業
保険の支給となります。

退職した理由によって失業保険の給付開始時期が変わってきます。
自己都合の場合は3ヶ月後からの支給となっています。
雇用保険は働く人のための保険ですから、自己都合であれば支給
制限がなされるということなのです。
雇用保険の支給中に次の就職先を探さなければなりません。


雇用保険に加入してもらえる失業給付金、このお金は再就職まで
の生活をしていく上で保障される公的なお金ですから、職業訓練
など受ける人へ優遇策が取られているのですね。



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posted by 7fukujin at 06:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 失業保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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