2010年02月11日

ネットカフェ難民の抱える【日雇い派遣と健康の問題】

ネットカフェ難民と言われている、ネットカフェをホテル代りに
して、派遣会社などの日雇い労働に耐えている人たちがいます。

派遣会社で働いている人にとって、アパート住まいなどは毎月の
生活費がかかるので、住んでいる場所によっては支払いがきつい
ので、もっと安く寝泊まりできるところということで、ネット
カフェを利用している人もいます。

8時間いても、1000円台で間に合えば、毎月10万円以内で生活
する収入の少ない人たちにとっては、寝泊まりできる場所として
欠かせない存在ですよね。

でも、心配なのネットはカフェなどで寝泊まりしていると、
どうしても健康上あまりよくありません。
もし病気になった時など、不安なことを考えれば、悩みの種が
つきません。

ネットカフェ難民と言われる人たちの健康について考えて
みたいと思います。

netcafe.jpg


日雇い派遣とは、派遣会社に登録して、仕事する前日に電話や
メールで仕事内容を伝えられて働くものです。

その日に現場へ向かうと、交通費がついていなかったり、長時間
労働であったりと、話が違うというケースも少なくないようです。


そして怖いのは、派遣会社の中には社会保険にも加入していない
という人が多いようです。

日雇いのため、収入が不安定で寝泊りに困り、ネットカフェで
寝泊りする「ネットカフェ難民」の話はもう大体の方がご存知
でしょう。
しかし、こんな日常を送って健康でいられるというのでしょうか。

テレビ情報番組では、ネットカフェの個室で座り続けた姿勢を
長い時間とっていため、エコノミー症候群になってしまった
という恐ろしい話が出ていました。


健康で楽しく働けるというのは、人それぞれの価値観だとは思い
ます。忙しく働く人が健康という訳ではないのに対し、派遣や
パートとして時間を有意義に使うことに重きを置く方もいらっ
しゃるのも当然です。

しかし厚生労働省はこのような状況の打開策を「日雇労働求職者
給付金」
という形で出しています。

これは、指定されたハローワークへ行くと所定の手続をしてもら
える策のようです。

ここで、一瞬の保険にしかならない、と感じられる方もいらっしゃ
るかもしれません。しかし、生活と仕事という切っても切れない
関係で「日雇い派遣」という状況はやはり不健康な状態を作り出し
やすいと私は思います。


もしも生活の打開を考えていらっしゃる方がいるとしたら、それは
間違いなく、「体も心も健康でありたい」という願いを持って
いらっしゃる方だと思います。

制度を使っていらっしゃらない方は是非問い合わせてみていただき
たいです。

ネットカフェ難民に好き好んでなっている人なんて、殆どいない
と思います。仮に派遣会社などで働いていて収入が少なくなり、
ナットカフェなど利用せざるを得なくなったりしたら、公的施設
のハローワークなどに相談してみると、生活面でサポートして
もらえる情報とか教えてもらえますので、記憶の片隅にでも入れ
ておいてくださいね。
posted by 7fukujin at 01:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 派遣社員の福利厚生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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