ことがあります。就職活動としてハローワークから紹介された
職業訓練関連の講座をい受ける際にも、就職する意思の確認が
なければ雇用保険の適用が出来ない場合も起きますので注意が
必要ですね。
◆今回は再就職と雇用保険のことについてお知らせします。
雇用保険と言うのは、会社と本人が強制的に加入しなければ
ならない保険です。
労働者の雇用を保護するという観点からの保険です。
ですから、働く意思のない人には支給されません。
支給の条件としては、働きたいのに働き口がないという条件が
あります。
保険からの支給を受ける時には、雇用保険被保険者証と言うものを
渡されます。被保険者証をもらえば受給資格があるということに
なります。
失業保険の給付を受けながら、ハローワークなどで再就職先を探す
というのが一般的です。
もちろん再就職先に当てがあるのであれば、何の問題もありません。
しかし、多くの人が再就職先も見つからないまま保険の給付期間を
過ぎてしまうことになります。
最近の経済状況は非常に悪いですから、そのような人たちが生活
保護を受けざるを得ないという問題が発生しているようです。
雇用先が見つかったとしても正規の社員でない場合は、安定した
就職とは言い難いでしょう。派遣労働者がリストラの対象として
切り捨てられるという現実があるからです。
雇用保険では会社の都合で失職した人の場合は、支給額が多くなる
ような仕組みになっています。逆に自分の都合で会社を辞める場合
には、支給額が少なくなります。
保険の理念から考えても当たり前のことかもしれません。
しかし、一般の人はそのことを十分理解していない場合が多いと
言われています。つまり、支給されるべきものを十分に受け取って
いないということなのです。
不況などで会社を辞めざるを得なかったのに、自己都合で辞めた
ように申請すると雇用保険からの支給額が少なくなってしまう
ということです。
この点に関しては、いくら会社側が自己都合で辞めたようにして
くれと言われても認めてはいけません。もしそういう場合になった
ら、労働基準監督署に行って相談すると言えば、会社側では問題を
大きくしたくないので無理強いはしないと思います。