2010年06月09日

会社が倒産した時、給料の支払いはどうなるか

会社が倒産した時、給料の支払いはどうなるか

ちょっと嫌なテーマですが、知らないと実際そういう場面に
遭遇した時、もらえるはずの給料ももらえないまま損をして
しまいます。
そうならないために、会社が倒産した時の給料の支払いに
ついて確認して置くことが欠かせません。


民主党政権になって税金の無駄使いをなくすという趣旨で行われ
ている「事業見直し」ですが、業種によっては厳しい経営状態と
なっているようです。
特に地方の土建業など、公共事業の仕事が「事業見直し」で
大幅にカットされると会社の業態に直撃して会社が倒産となる
所も多く出ているようです。

大企業であってもアメリカのリーマン・ブラザーズや日本の
山一証券のように会社が倒産することもあります。
会社が万一倒産しても慌てないで済むように、要点だけは確認
しておきましょう。


倒産したときの給料支払いはどうなる?

会社が倒産してしまったら、働いた分の未払い給料(未払い賃金
はどうなるのでしょう?

おそらく倒産する前から給料カットや残業代などで、賃金に
影響が出てきていると思います。もっとやばい状況に陥ると、
給料日になっても給料が支払われないことになります。

会社が倒産してしまえば、未払いだった給料は出るわけがない
ように思うかもしれません。
従業員の働き損になってしまった・・・
そういう印象がありますね。

でも、本来は、会社に残された財産は従業員の給料に優先的に
回されることになっているので、満額は無理でも、ある程度の
額は手元に入ってくる可能性があります。

しかし、きちんと確認していないと、給料未払いのままに
なってしまうこともあるでしょう。
特に、労働組合が無い場合は、すぐに行動を起こさないと、
本当に働き損になってしまう可能性があります。

そうならないためには、従業員一同、一致団結して、法律の
専門家(弁護士など)に相談に行きましょう。
のんびりしていたら、会社の財産を全て持って行かれてしまう
こともあるので、あくまで迅速に行動しないといけません。

また、条件が合えば、国が給料を立て替えてくれる場合があり
ますので、労働基準監督署に相談してみましょう。
自分が働いた分の報酬は、会社が倒産したからといって、
諦める必要はないということですね。

絶対に泣き寝入りはしないようにしましょう。

急に倒産した場合は、何が起きたか分からないこともあるで
しょうが、冷静にならなくてはなりません。
備えあれば憂いなし、の気持ちで行かれるのが良いと思います。
posted by 7fukujin at 05:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 失業保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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