抜本支援の検討に入ったと報道がありました。
就職活動で20社回って内定0とか、学生の意欲を打ち消すような
状況が長く続くと、デフレ現象がさらに悪化していくような気が
します。
新卒雇用も厳しいのですが、もっと厳しいのが既卒者の就職浪人
と言われています。学生の間でも、既卒者浪人という不利な状況
を避けるために、故意に留年して新卒者で再度就職活動するという
風潮が広まっているようです。
政府の施策として「新卒者体験雇用事業」の拡充などがありますが
ムダの削減と合わせて、雇用拡大は是不やって欲しいものです。
◆就職活動、始めるのはいつ?
学生もいよいよ最終学年に入ると、就職活動が身近なことになって
きます。具体的に、就職活動はいつ頃から始めるのでしょう?
これは時代とともに変化があります。
また、職種によっても違いがあるようです。
例えば、専門職のような場合だと、専門学校の一年生の時点で
既に内定を得るようなケースもあるでしょう。でも、一般的には、
最終学年に入ってから就職活動をスタートするのが普通です。
昔は夏休みくらいから活動開始するケースが多かったのですが、
バブルの崩壊以降、就職活動の前倒し化が進んでいるようです。
最近では、大体6月くらいから始める人が多いみたいですね。
実際、企業が次年度の新卒枠や採用情報を発表するのがこの時期
です。昔は、この情報が企業から各種学校に文書で流れ、それを
元に学生が就職活動をしたり、企業説明会などに参加したりする
のが一般的でした。
近頃では、企業から直接ネット上で情報が公開されたり、就職
情報サイトに情報が掲載されたりするようになりました。
このため、有利な人はますます有利になり、不利な人はますます
採用が狭き門となりつつあります。
ネット上で求人情報が公開されるということは、たくさんの人が
その情報を知り、応募する可能性が高くなりますから、それだけ
競争率も高くなります。
ですが、その反面、効率的に豊富な情報を入手し、比較検討しな
がら応募出来るようになりました。
実際の活動は夏休み以降になることも多いかもしれませんが、
情報集めや説明会参加などは、かなり早い時期から始める人が
増えています。企業説明会や合同説明会に参加していると有利
になるケースもあるので、学校側としては参加を推奨している
ようです。
今年の夏は猛暑で就職活動も大変ですが、熱中症対策を十分行い
前向きに取り組んでもらいたいですね。
また遊びにきます。
ありがとうございます。