誰でももらえるものです。
自分はもっと働きたかったのに、会社の経営が悪くて倒産
した場合など、毎日の生活の糧に次の仕事が見つかるまで
失業保険が助けてくれますから、もらい損ねることなどが
ないようにしたいものです。
それで失業保険をもらうためには、当然ながら役所での
手続きが必要になります。会社が安定している時など、
自分が失業した時のイメージなんて持つこともないので
失業したとき、大抵の人は慌てます。
失業保険の手続きとか、労務担当でもない限り覚える必要は
ありませんが、万一の場合に備えるとしたら、パソコンで
ブックマークなどで自分流の
「万一失業したときはここを見るべし」
といった風に記憶しておけばいいのではないでしょうか。
◆失業保険の受給申請の前に
制度を利用する場合、何事にも準備が必要であるように、
失業保険手当を受け取る場合も準備と手続きが必要です。
失業保険の手続き申請を行う場所は、ハローワークです。
ただ、どこにあるハローワークでも良いというわけでは
ありません。居住地を管理区域としているハローワークへ
赴く必要があります。
基本的には最寄のハローワークということになりますが、
今ひとつはっきりしない場合は、ハローワーク本体の
ホームページから自分の住んでいる場所を管理している
ハローワークを調べて見ると調べやすいです。
ハローワークの受付時間は、平日の8時30分〜17時15分です。
土日祝日はお休みなので注意しておきましょう。
できればギリギリに行くより、ある程度時間に余裕を
持って出かけた方がいいと思います。
特に16時以降はアルバイトを探す大学生なども頻繁に
訪れる為、かなり混み合います。失業中であれば時間は
ある程度余裕があると思われるので、午前中か午後の
早いうちが好ましいでしょう。
曜日や年度などの変わり目など、窓口が集中する時があり
ますので、ハローワークへ電話で予め混雑状況を聞いてから
出掛ければ、無駄に何時間も待たされずに済みますね。
失業保険の申請を行うには、まず求職申込書の提出が必要
です。既に求職を経験しており、ハローワークカードを
持っている場合は問題ありませんが、初めて利用する場合は、
失業保険を受け取る前にこの手続きが必要です。
失業の条件に『再就職を積極的に切望している』という
ものがありますが、それを満たす条件の一つと考えて良い
でしょう。また、ハローワークを利用する為の手続きと
考えても良いでしょう。
いずれにせよ、この求職手続きが失業保険手当受給の
第一歩となります。