これからの生活のことなど不安で一杯になると思います。
失業保険の給付期間は、普通半年から1年程度ですが、この半年
から1年という期間、時間があるようで意外なくらい早く過ぎ
去ってしまうものです。
失業保険の給付終了となる前に再就職先が見つかればよいのですが
最近の厳しい就職率の状況では、失業保険の給付終了後もハロー
ワークに通う日々が続く可能性も高いと言えます。
もし自分が失業して失業保険の給付が終わった状況に直面したとき
何をしていけば良いのかについて考えていきましょう。
◆失業保険の給付が終わったとき、やるべきこと
ある程度生活が保障される失業期間ですが、それには当然ながら
期限があります。失業保険の適用期間は最大でも1年ですから、
延長措置なしの場合は給付開始から1年、多くの人は半年程度で
終了となります。
失業保険が給付されている間は、常に再就職への不安や家族への
負い目などで落ち着けないという人も多い反面、その生活に慣れると
『仕事のない日々』に何となくあぐらをかいてしまう人も多くいます。
この状態は、再就職する上でかなり危険です。
モチベーションが上がらず、求職活動に支障が出てきているのです。
人間、いつまでも危機感を抱くことはできません。
ある程度の期間が経過すると、失業している事に対してあまり
深刻に考えなくなってしまいます。失業保険給付終了ギリギリの
時期になってもまだ就職が決まらない人は、特にそういった
精神状態になっているケースが多いようです。
ですが、失業保険の給付が終了すれば、嫌でもそんなことは
言っていられなくなります。
生活する為の収入が途絶えてしまうからです。
そうなってから慌てて求職活動を始めても、上手くいく可能性は
決して高くありません。
完全に貯金も尽き、金融会社に借金して…ということになって
しまうケースもあります。そうならない為にも、給付が終わる
前にしっかり就職活動をしておきましょう。
求職活動は、ハローワークだけで行うものではありません。
ハローワークの求人は割と広範囲ではありますが、そこまで
数があるわけではないので、別口から探す必要があります。
ではどこで再就職先を探すのかというと、答えは簡単です。
今の時代、インターネットを利用しない手はありません。
転職サイトや就職情報サイトを巡って、自分のできそうな
仕事をどんどん探しましょう。
失業で一番怖いのは、失業に慣れてしまうことではないでしょうか。
失業中という、どうしてもマイナス思考になりやすいとき、
この状態になれると立ち直ろう思う意欲も自然と消滅しかねません。
諦めないで、失業を乗り切っていかれるように切に思います。