2010年10月26日

失業保険に大差の出る『会社都合退職』と『解雇』の違い

失業保険の給付申請でハローワークに行く時、失業の理由
会社都合なのか解雇なのかで給付などに大きな差が生じます。
会社の倒産とか、誰が見ても明らかな場合は問題ないのですが
対応を間違えれば、せっかくもらえる給付金ももらい損ねる
ことすらあり得ますので注意しましょう。

会社都合退職と解雇の違い

会社都合退職と解雇の違いは、非常にあいまいです。

懲戒解雇などを除いては、会社都合退職も解雇も、
労働者側に非がなく、労働契約の解消の原因が会社側にある
ケースがほとんどでしょう。
例えば、業績不振による人員整理や倒産などです。
ただ、解雇というよりも会社都合退職という方がお互いにとって
言葉の響きが軽くなるので、慣例用語として「会社都合退職」
という言葉が使われています。

ちなみに、次のような理由をもとに解雇されると会社都合退職
としてみなされます。

 ・強引な退職勧告やいじめ
 ・セクハラ
 ・親族の死亡、結婚や出産などの家庭事情

会社都合退職の正当な理由って、見るのも本当は嫌ですね。
希望を抱いて入社した会社で、もしこのような仕打ちに逢えば
再就職にさえ悪影響が出るかもしれません。

さて、会社都合で退職する方が解雇に比べて全然いいのですが
注意することもあります。

会社都合退職や解雇の方が、失業保険の給付を受ける上では
非常に有利になるので、退職したい理由が会社都合退職に
当てはまらないか確認してみるのもいいかもしれません。

でも、明らかに会社都合退職のケースでも、その証拠を明確に
できないと認められない可能性もあります。特に、いじめや
セクハラなどは立証が難しいため、注意が必要です。

雇用者側にとっては、労働者に「自己都合退職」してもらう方が
なにかと都合がいいので、
「解雇より自己都合退職の方が再就職の時の印象がいいから」
などといって、労働者側から退職届を提出させようとすることも
多いようです。注意しましょう。


会社都合退職も解雇も、労働者側が退職届を書く必要はありません。
逆に退職届を書いてしまうと、自己都合退職として処理されて
しまう恐れがあるので、書かない方がいいでしょう。
posted by 7fukujin at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 解雇について学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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