ハローワークで最初に行う手続きは離職票の提出です。
離職票はハローワークでもらうものではなくて、失業する前に勤務
していたところから発行してもらいます。
一度退職した職場に行くのは、あまり気が向かない人の場合は
電話で人事労務担当に伝えて郵送してもらってもいいと思います。
とにかく離職票がないと、ハローワークでの失業保険の手続きが
始りませんので、早めに手に入れましょう。
◆失業保険の手続き:離職票の提出
求職申込書の提出が終わり、ハローワークカードを受け取ったら、
いよいよ失業保険手当を受け取るための手続きに入ります。
その最初に行われるのが、雇用保険被保者離職票の確認です。
ハローワークカードをもらう窓口とは別の窓口で行われることが
多いようですが、あらかじめ失業保険の手続きをしたいと言って
おけば、カードを受け取った時点かその前の段階で案内が受けら
れるので、迷うことはないでしょう。
雇用保険被保者離職票は、離職後にそれまで勤務していた会社
からもらいます。万が一もらっていない場合は、会社の事務に
連絡して発行してもらいましょう。
書類は『雇用保険被保者離職票1』と『雇用保険被保者離職票2』
があるので、両方とも揃えておきましょう。
【ハローワークでの注意事項】
この書類を提出する際、口頭での確認事項がいくつかあります。
特に、離職した理由については、ハローワークで結構突っ込んだ
ことまで聞かれます。これは離職理由を明らかにするためです。
会社の都合で辞めた場合と自分の都合で辞めた場合とでは、
失業保険の受給条件から内容まで全く違ってくるのです。
基本的には会社都合の方が条件は良いです。
そのため、もしもそれを証明できる物があれば、進んで持参
しましょう。残業が厳しくて辞めた場合は、残業時間を証明
する書類等がそれに該当します。
この確認が終わり、提出書類が全て受理されると、失業保険の
受給資格が決定します。その際にはまず、申し込みを行った
日から1週間は原則として待機状態なので、仕事をしては
いけないという指導を受けます。
そして、失業保険受給者に対して行われる初回説明会に関しての
スケジュールと説明を聞くことになります。
詳細事項はハローワークで確認するのがいいと思います。