2010年12月07日

退職する時、失業保険に有利なのは12月末

自己都合などで会社を退職する時、退職する月によって失業保険に
差が生じます。転職の場合で、次の職場に着任する時が決まって
いる時などは選択の余地がないかもしれませんが、しばらくの間は
失業保険の支給を受けるつもりでしたら、出来るだけ失業保険の
支給額が高くなる月に退職される方がお得です。

あまり日頃から「もし自分が失業したら…」と考える人はいない
かもしれませんが、今の世の中いつ自分に火の粉が降ってくるか
わかりません。
失業し、失業保険での生活を送るという事を想定して、その時に
すべき事をあらかじめ頭の片隅にでも置いておいた方が良いかも
しれません。失業する直前にはどういった事をすべきかを
まとめてみましょう。


失業直前にすべき事

まず、失業すると色々と社会的に苦労します。
無職状態なので社会的信用が著しく低下することとなり、
それに伴い弊害が発生するのです。

例えば、引越しの際に話がまとまりにくくなったり、クレジット
カードを作りにくくなったり、生命保険に加入しにくくなったり、
銀行口座を作りにくくなったり。
こういった弊害に悩まされないよう、失業前に一通り済ませて
おいた方が良いですね。

次に、退職すると決めた場合の身の振り方です。
退職の仕方、時期によって失業保険に有利な点、不利な点が
出てくるので、それを加味しておいた方がお得なのです。
例えば、時期に関しては12月末がベストといわれています。

理由は、冬の賞与が出る時期だからです。
失業保険の額は、辞める半年前までの収入で決まります。
その額が高いほど失業保険に有利になります。

また、4〜6月の収入額は保険料を決定する要素になる為、
できればこの時期に残業は控えたいところです。
よって、4〜6月に残業を抑え、7〜12月に残業をしてボーナスを
もらって退職すれば、かなり後々有利になるのです。
そこまで計算しなくても良いのですが、頭の隅にくらいは
入れておいても良いのではないでしょうか。


退職する時は気持ちの上で余裕がないのが普通ですから、
失業保険の支給額のことまで考えることは出来ないかも
しれませんが、記憶のどこかに12月末がベスト、とインプット
しておくといいかもしれません。
ラベル:失業保険 退職月
posted by 7fukujin at 02:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 失業保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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