失業はしていないけど、失業保険のことが気になる方も
いらっしゃるかと思いますので、失業保険について再確認
の意味で「失業保険」について確認したいと思います。
今の時代、マスメディアで『不況』の文字が使われない日はない
というくらい、世界的な不況は慢性状態になっています。
そんな中で、増加しているのが失業率。
職を失い路頭に迷う人が急増しています。
この状態から脱しない限り、景気が上向きになるという見通しは
立たないでしょう。ただ、それも当分先の話と言えそうです。
と、そのような暗い話題はともかくとして、そんな中でも
私たちは生きていかなくてはなりません。
今現在、ある程度の規模の会社に勤めている人でも、いつ自分に
失業という状態が訪れるかわかったものではないのですから、
頭のどこかでその時の覚悟をしておいた方が良いでしょう。
その覚悟というのは、失業した時の身の振り方、処世術などを
あらかじめインプットしておく事です。
例えば、失業保険。
失業保険を受給する事で、たとえ無職状態でもしばらくは
収入源を失わずに済みます。
ただ、失業保険を受け取るには、それなりの手順と資格が
必要です。まず何より、失業している事が条件となります。
では、失業というのは具体的にどんな状況の事をいうのでしょう。
ハローワークによると、その定義は3つ存在します。
@まず、会社や事業所を退職し、現在仕事をしていない事。
A次に、就職しようとする明確な意思があり、心身共にいつでも
就職が可能な状況である事。
B最後に、仕事を積極的に探しているにも関わらず、内定も含め
仕事先が見つかっていない事。
以上を全て満たしている場合、失業状態となります。
失業保険は働きたくても仕事がない、という状態である必要が
あります。さらに、再就職への意思も要求されています。
失業保険の支給期限が終了する前に再就職が出来るために用意
されているのが職業訓練校ですから、職業訓練校を講習会参加
程度にしないで、使いきるくらいの気持ちで利用すると再就職
への可能性が高まると思います。