2011年01月19日

歯科衛生士の国家試験概要と受験対策

歯科衛生士の国家試験の受験資格を得るために必要な条件と
受験概要についてお伝えします。

歯科衛生士になるためには、まず歯科衛生士国家試験の受験資格
として歯科衛生士養成機関(短大、もしくは、専門学校)を卒業
しなくてはなりません。歯科衛生士も医療にかかわる仕事ですので、
専門教育を受けていることが前提となっているのですね。


歯科衛生士の国家試験概要と受験対策

歯科衛生士の国家試験は年1回、3月上旬に1日だけ試験を行います。
歯科衛生士の国家試験合格率は97%と、非常に高い合格率を誇って
いるのが特徴です。
97%とういう数字から、受験資格が得られる学校を卒業すれば
大抵は合格できる試験と言えます。そういう意味で、国家資格
としては比較的取得しやすい資格と言えます。

どのような試験科目が出題されるのか、簡単に紹介します。
試験は午前と午後に分かれていて、
【午前】は
 「解剖学」「生理学」「病理学」「微生物学」
 「薬理学」「口腔衛生学」
【午後】は
 「衛生学・公衆衛生学」「栄養指導」「歯科臨床大要」
 「歯科予防処置」「歯科診療補助」「保健指導」
の知識に関する試験が行われています。

この中から、200問がマークシート方式で出題され、午前・午後
とも150分間ずつで行われます。
200点満点中120点が合格ラインです。

しかし、いくら合格率が97%と言われていても、毎日勉強をする
必要はあります。一年に一度しか行われない試験なので、資格を取る
と決めたからには、歯科衛生士になりたいというモチベーションを
保ちつつ、勉強がきちんと出来るような生活環境を整えることが
大事です。

もちろん、学校でも試験対策を行ってくれるとは思いますが、
本屋さんなどで国家試験の過去の問題集などを購入し、過去の
出題傾向や対策を練っておくと良いでしょう。

試験が行われる都道府県が限られているので、試験会場まで
遠征しなければならない場合は、事前にホテルの予約をして
おく必要があります。
試験を受けるために万全の体勢を整えるのも、合格するには
必要不可欠なことです。


歯科衛生にかかわる仕事である「歯科衛生士」の仕事は景気などの
影響を受けにくい仕事です。大学生の就活内定率が過去最低値を
更新して70%以下になったとニュース報道がありましたが、
いつの時代でもニーズのある仕事は就職率も高いので、興味のある
人は詳しく調べてみてはいかがでしょう。
posted by 7fukujin at 12:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 資格紹介と取得方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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