一方の高齢者数に対して、面倒を見れる家族は少子化で逆に減る一方
です。
このよう少子高齢化社会において、医療機関で需要が高くなるスタッフ
として理学療法士という職業があります。この理学療法士は国家資格
ですから、一度取得しておくと病院などで働く機会が増えていくと
思われます。
医療機関は不況に影響を受けにくい職場ですので、興味のある人には
就職に強い資格ですので取得をお勧めします。
交通事故に遭って体に障害が残ってしまった方や高齢で体の不自由な
方へ向けて身体機能障害を回復するためにトレーニングを行います。
発達の遅れが見られる新生児などに対し、医師の指示の下で、治療体操や
運動療法を用いて基本的な動作能力の回復をはかります。
リハビリテーションのような運動療法だけでなく、電気刺激を与えたり、
温熱などの物理的療法なども用いられています。
なぜなら、理学療法士は開業権を認められていないので、医師の下で
働くしかないのです。
病院と言っても形態は様々あり、一般病院はもちろんのこと、
リハビリテーション専門病院だったりすることもあります。
様々な場所で理学療法士は活躍しているのです。
スポーツ団体に所属している理学療法士の数はまだあまり多くはない
のですが、プロ野球やJリーグで活躍している選手が怪我をして
しまった時のリハビリなどを行ったりもしています。
数も増えているので、理学療法士の需要もますます増えていくのでは
ないかと思われます。
これからはもっと理学療法士の活躍が期待出来そうですね。
理学療法士の受験資格は、高校卒業後文部科学大臣指定の学校や
厚生労働大臣指定の理学療法士養成施設(3年以上)を卒業すると
理学療法士国家試験の受験資格が取得できます。