2011年01月28日

英検は就活で使える資格なの?TOEICとの比較は?

英語の資格ということで、日本で以前から英語の資格として
有名な英検について、この英検を持っていると就職活動で
有利になるのでしょうか。
また最近では英検よりの人気のTOEICテストもありますが、
TOEICの方が良いのでしょうか。

就職活動における英語資格についてお伝えします。


英検の資格紹介と就職先など

実用英語技能検定とは、俗にいう「英検」の正式名称です。

英検はTOEIC試験が行われる前は、日本の英語能力に
関する代表的な検定でした。英検の検定項目は大きく4項目
あります。
「読むこと」「聞くこと」「話すこと」「書くこと」

英検はこれら4項目の英語能力を測り、認定するための検定です。

英語教育に熱心な日本の学校を卒業した方なら、中学や高校の時に
英検の資格取得を勧められたり、受験した人が多いのではないで
しょうか?

▼英検の検定クラス
英検には全部で7つの等級があります。
・5級・・・中学英語の初級レベル
・4級・・・中学英語の中級レベル
・3級・・・中学卒業レベルの英語能力
・準2級・・・高校英語の中級レベル
・2級・・・高校卒業レベルの英語能力
・準1級・・・大学英語の中級レベル
・1級・・・大学英語の上級レベル

英検の検定試験ですが、5級と4級はマークシート方式の筆記試験と
リスニングだけですが、それ以上になると、レベルに応じたスピーチ
も加わります。つまり、英語検定の4つの必要項目すべての試験が
適用されるのは、3級以上からということになります。

▼英検は就職に役立つ?
英検が就職の際、使える資格なのかという疑問点について、
英検の資格、といっても英検2級以上でしょうが、大学入試や就職で
ある程度有利になることもありますが、基本的には一般的な企業での
就職では特に優遇されるという資格ではありません。

特に、輸出入に関わる仕事や外資系の職場など、英会話能力が必要な
可能性が高い職場では、むしろTOEICの資格の方が重要視される
傾向が年々高まっています。
もちろん、あるに越したことはない資格ではありますが、英語系の
資格を生かした職業への就職を希望する場合は、実用英語技能検定
よりもTOEICを受けた方がいいでしょう。

ちなみに、英検資格がある程度の評価を受けるのは、基本的に2級
以上と言われています。
TOEICでは750点以上を評価基準にしている企業が多いよう
です。余裕があれば英検とTOEICの両方受験がいいのでしょうが、
どちらか一つという場合は、これからの時代、国際的な評価のこと
を考えるとTOEICの方が選択肢としてお勧めでしょう。
posted by 7fukujin at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 資格紹介と取得方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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