場合があります。英語教育の到達度を確認するため、英検が利用される
例が多かったようです。
最近は英検だけではなくてTOEICも団体での受験が可能ですので
企業の英語能力の測定で利用されたるするケースが増えているようです。
英検の受験概要と試験対策について、見ていきたいと思います。
参考としてTOEICも比較できるようにしています。
▼英検の試験日程
実用英語技能検定は、年に3回試験が行われます。
・申込受付3〜5月
第一次試験6月
第二次試験7月
・申込受付8〜9月
第一次試験10月
第二次試験11月
・申込受付12月
第一次試験1月
第二次試験2月
1級から5級まで全部で7段階の試験が行われ、全ての等級で
筆記試験とリスニング試験が実施されます。
そして、3級以上の試験では、「読む」「聞く」に加え、
「話す」「書く」の面接試験が行われます。
基本的に、筆記試験とリスニングが第一次試験、スピーチを含む
面接が第二次試験となっています。
各等級の難易度は、以下の通りです。
▽TOEICの試験日程
2011年の試験日程を参考にしますと、年8回実施されます。
・ 1月30日
・ 3月13日
・ 5月29日
・ 6月26日
・ 7月24日
・ 9月11日
・10月30日
・11月27日
英検は3級以上は面接もあるため、試験も1次、二次と二段階です。
一方TOEICは全てマークシートによる解答する方式ですから、
試験日は1日です。
▼英検の難易度
・1級(大学上級程度) * 約9%前後の合格率
・準1級(大学中級程度)* 約14%前後の合格率
・2級(高校卒業程度) * 約25%前後の合格率
・準2級(高校中級程度)* 約36%前後の合格率
・3級(中学卒業程度) * 約54%前後の合格率
・4級(中学中級程度) * 約71%前後の合格率
・5級(中学初級程度) * 約85%以上の合格率
会場は主に全国各地の学校で行われることが多く、最寄りの会場で
受験することができます。この試験の受験のために英会話スクール
などに通う人もいますが、ほとんどの受験生は在学している中高
での推奨により、学校が窓口となって一括申し込みを行い、受験
することが多いのが特徴です。
▼英検の受験料
受験料は級別に1400円から1級の7500円までとなっています。
1級 * 7,500円
準1級 * 6,000円
2級 * 4,100円
準2級 * 3,600円
3級 * 2,500円
4級 * 1,500円
5級 * 1,400円
ただ、各種団体の申し出によって開催される準会場での受験費用は、
割り引きされてもう少し安くなるでしょう。
▽TOEICの受験料
一律 5,985円
英検とTOEIC、それぞれ特徴が違いますので、自分の好き嫌い
に加えて、学校や会社などの利用形態もチェックしておくのが
よいと思います。
最も注意しなければいけないのは、英語テストで高得点を取るのが
目的ではありません。英語圏の人とコミュニケーションをするのが
目的ですので、そこのところを認識しておきましょう。