2011年01月30日

英検の受験概要と英検受験対策(TOEICとの比較)

英検の資格は個人で受験する方法と学校や企業などの団体で受験する
場合があります。英語教育の到達度を確認するため、英検が利用される
例が多かったようです。
最近は英検だけではなくてTOEICも団体での受験が可能ですので
企業の英語能力の測定で利用されたるするケースが増えているようです。

英検の受験概要と試験対策について、見ていきたいと思います。
参考としてTOEICも比較できるようにしています。

英検の試験日程
実用英語技能検定は、年に3回試験が行われます。
・申込受付3〜5月
  第一次試験6月
  第二次試験7月
・申込受付8〜9月
  第一次試験10月
  第二次試験11月
・申込受付12月
  第一次試験1月
  第二次試験2月

1級から5級まで全部で7段階の試験が行われ、全ての等級で
筆記試験とリスニング試験が実施されます。
そして、3級以上の試験では、「読む」「聞く」に加え、
「話す」「書く」の面接試験が行われます。

基本的に、筆記試験とリスニングが第一次試験、スピーチを含む
面接が第二次試験となっています。
各等級の難易度は、以下の通りです。

TOEICの試験日程
2011年の試験日程を参考にしますと、年8回実施されます。
・ 1月30日
・ 3月13日
・ 5月29日
・ 6月26日
・ 7月24日
・ 9月11日
・10月30日
・11月27日
英検は3級以上は面接もあるため、試験も1次、二次と二段階です。
一方TOEICは全てマークシートによる解答する方式ですから、
試験日は1日です。


英検の難易度
・1級(大学上級程度) * 約9%前後の合格率
・準1級(大学中級程度)* 約14%前後の合格率
・2級(高校卒業程度) * 約25%前後の合格率
・準2級(高校中級程度)* 約36%前後の合格率
・3級(中学卒業程度) * 約54%前後の合格率
・4級(中学中級程度) * 約71%前後の合格率
・5級(中学初級程度) * 約85%以上の合格率

会場は主に全国各地の学校で行われることが多く、最寄りの会場で
受験することができます。この試験の受験のために英会話スクール
などに通う人もいますが、ほとんどの受験生は在学している中高
での推奨により、学校が窓口となって一括申し込みを行い、受験
することが多いのが特徴です。

英検の受験料
受験料は級別に1400円から1級の7500円までとなっています。
1級  * 7,500円
準1級 * 6,000円
2級  * 4,100円
準2級 * 3,600円
3級  * 2,500円
4級  * 1,500円
5級  * 1,400円

ただ、各種団体の申し出によって開催される準会場での受験費用は、
割り引きされてもう少し安くなるでしょう。

TOEICの受験料
 一律 5,985円

英検とTOEIC、それぞれ特徴が違いますので、自分の好き嫌い
に加えて、学校や会社などの利用形態もチェックしておくのが
よいと思います。
最も注意しなければいけないのは、英語テストで高得点を取るのが
目的ではありません。英語圏の人とコミュニケーションをするのが
目的ですので、そこのところを認識しておきましょう。
posted by 7fukujin at 21:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 資格紹介と取得方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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