人気の資格ですが、資格として効果が期待できるのは
秘書検定2級以上と言われています。
確実に合格しておく方が、自信となりますので、いきなり
秘書検定1級を目指すより上手な受験対策と言えるような
気がします。
一般知識やマナー、立ち振る舞いなどに関して筆記試験で
出題されます。
役割である秘書としての能力を試す検定で、秘書の理論分野の
問題に加え、帯グラフや招待状の作成、慶弔電報の打ち方などの
実技の分野の問題を含め、選択問題9割と記述問題1割の出題
というパターンで検定が行われます。
3つの項目に分けられ、秘書として仕事をする能力があるか、
判断力、記憶力、表現力があるか、機密を守れるか、機転が
利くかなどの資質をみられます。
接遇のマナーができるか、電話応対ができるかなども筆記試験
の中でチェックされます。
それに、会議に関する知識や郵便物の受発信業務ができるか
などもみるような試験の内容になっています。
合格となるようです。
それほど難易度が高くなく、一般常識的な問題が多いため、
参考書などで独学で学ぶことでも十分に秘書検定2級の対策
ができるでしょう。
しかし、実技分野においては、ビジネス文書やファイリング
など専門的な問題も出題されます。
そのため、問題集等で過去問題をこなすなどして、しっかりと
勉強するとよいと思います。
秘書検定を勧めるのには理由があります。
景気が良い時代は、上場企業など多くの企業で社内教育が充実
していました。
指導する立場となる人材も社内調達できましたから、新入社員と
して入社すれば、手取り足取り時間を掛けて社員教育を受けられ
るので、自分で計画しなくても会社が実務から社会人としての
マナー教育まで教えてくれたものです。
社内教育が出来るところは一部の企業だけとなってきています。
こういった時代でも、秘書検定で要求されるようなことは本来
必要なのですが、企業側ではやりたくても余裕がないわけで、
それではどうするかというと、自分で勉強していくしかないと
思います。
目指して努力しているのでしょう。
企業側はこのような努力している人を当然ですが高く評価して
くれることが期待できるというわけです。