最上位の1級を別格として、1級以下のランクの最高ランクという
設定がなされています。
試験内容が大きく異なっています。
1級受験の前に、準1級合格を目指して受験対策するのが効率良く
試験勉強できるような気がします。
秘書技能検定のランク別試験内容
▼1級
筆記試験
1.社会常識
@仕事の進め方
2.コミュニケーション
@職場の人間関係、A社会人としての話し方、Bビジネス文書
3.ビジネスマナー
@接遇マナー、A訪問マナー、B電話応対、C交際業務、D海技、
E郵便、Fファイリング
▼準1級以下
筆記試験
1.秘書の資質
@職務知識、A一般知識
2.ビジネスマナー
@マナーと接遇、Aビジネスの技能
秘書検定準1級が2級以下と大きく異なるのは、資格試験に面接が
あることでしょう。
さらにマナーと接遇、技能をテストされます。
専門的な知識や技能も必要となるため、合格の水準は高いものと
なっています。
経営学や簿記などの問題、社会常識や時事問題なども出題されるので、
幅広く勉強する必要があるでしょう。
要点をまとめた回答かどうか、読む人に伝わりやすいかどうかなども
チェックされますので気をつけなければいけません。
3人1組で約10分間行われるようです。
面接審査を通して秘書に適した人間性かどうか、正しい知識を持って
いるかどうかをみられます。
気をつけると良いでしょう。
面接審査の練習を行ったり、専門知識を勉強するとよいのではないで
しょうか。独学で受験を考える場合には、参考書で専門知識を身に付け、
問題集を利用して反復して勉強を行うといいと思います。
それに、秘書検定準1級を受験する時には、普段から新聞を読み、
時事問題の対策をすることも大切です。
準1級以上は面接試験も実施されます。
受験対策はそれだけ2級以下より多く掛りますが、一度資格を取得
しておけば、就職活動で評価してもらえることが期待できます。
女性の方で事務系の仕事で働きたい時、秘書技能検定の資格は
取得を目指したい資格ではないでしょうか。