2011年02月09日

秘書検定準1級の試験内容と受験対策

秘書技能検定準1級試験内容と受験対策についてお伝えします。

秘書技能検定には3級から1級までランクがありますが、準1級は
最上位の1級を別格として、1級以下のランクの最高ランクという
設定がなされています。

秘書技能検定の試験内容を比較すると、1級と準1級以下で
試験内容が大きく異なっています。
1級受験の前に、準1級合格を目指して受験対策するのが効率良く
試験勉強できるような気がします。

(参考)
秘書技能検定のランク別試験内容
▼1級
 筆記試験
 1.社会常識
  @仕事の進め方
 2.コミュニケーション
  @職場の人間関係、A社会人としての話し方、Bビジネス文書
 3.ビジネスマナー
  @接遇マナー、A訪問マナー、B電話応対、C交際業務、D海技、
  E郵便、Fファイリング
▼準1級以下
 筆記試験
 1.秘書の資質
  @職務知識、A一般知識
 2.ビジネスマナー
  @マナーと接遇、Aビジネスの技能

秘書検定準1級の内容は、筆記試験と面接審査です。
秘書検定準1級が2級以下と大きく異なるのは、資格試験に面接が
あることでしょう。

筆記試験では2級、3級と同じく、秘書の資質、職務知識、一般知識、
さらにマナーと接遇、技能をテストされます。

秘書検定準1級では、秘書の職務についてのより深い理解を必要とし、
専門的な知識や技能も必要となるため、合格の水準は高いものと
なっています。

筆記試験では、5肢択一問題が5割と記述問題が5割です。
経営学や簿記などの問題、社会常識や時事問題なども出題されるので、
幅広く勉強する必要があるでしょう。

記述問題では、問題を解くだけでなく、美しく正しい文字かどうか、
要点をまとめた回答かどうか、読む人に伝わりやすいかどうかなども
チェックされますので気をつけなければいけません。

また、面接審査では、挨拶や報告、状況対応などの簡単な実技が
3人1組で約10分間行われるようです。
面接審査を通して秘書に適した人間性かどうか、正しい知識を持って
いるかどうかをみられます。

面接審査の際は、身だしなみや話しやすさもチェックの対象となるので
気をつけると良いでしょう。

準1級の秘書検定を受ける時には、スクールや通信教育などを利用して
面接審査の練習を行ったり、専門知識を勉強するとよいのではないで
しょうか。独学で受験を考える場合には、参考書で専門知識を身に付け、
問題集を利用して反復して勉強を行うといいと思います。
それに、秘書検定準1級を受験する時には、普段から新聞を読み、
時事問題の対策をすることも大切です。


秘書技能検定の準1級についてご紹介いたしました。
準1級以上は面接試験も実施されます。
受験対策はそれだけ2級以下より多く掛りますが、一度資格を取得
しておけば、就職活動で評価してもらえることが期待できます。
女性の方で事務系の仕事で働きたい時、秘書技能検定の資格は
取得を目指したい資格ではないでしょうか。
posted by 7fukujin at 12:55| Comment(0) | TrackBack(2) | 資格紹介と取得方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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