2011年02月14日

医療クラークの仕事とは?(高い将来性の理由)

医療クラークの人材が不足しています。

厚生労働省が緊急人材育成支援事業と位置づけして、全面的に
バックアップしています。厚生労働省が支援しているのは
「訓練・生活支援給付金」として、基金訓練を受けている期間中
一定の条件を満たしている人に、給付金が支給されるものです。

この給付金ですが少なくありません。
 被扶養者がいる場合・・・月額12万円
 それ以外の場合・・・・・・・月額10万円


ところで、医療クラークの事ご存知だったでしょうか?

医療クラークは、医療事務のことです。

医療クラークの主な仕事は、医師の仕事の事務的な補助で、企業など
でいうところの秘書と同じようなものと考えると分かりやすいです。

それでは何故、医療クラークなる仕事が登場してきたのかと言うと、
医療現場で医師が本来の仕事である患者の診察して治療する時間が
事務的な仕事が多くて取りづらくなっているからです。

医師の先生が事務的な仕事が多いと言うのは、実際やっていること
をみると唖然とするくらい多いです。
例でみると
・病気の診断などで検査するとき、その都度説明して同意書作成。
・検査を委託するための書類作成。
・患者の家族に病状や手術の説明をする時、インフォームドコンセント
 の内容を文書にして渡します。
・他の医療機関への紹介を求められた時、紹介状の作成と診療情報提供書
 作成や検査データや画像データのコピーなど。
・入院治療計画書の作成。
・手術、麻酔の同意書作成。
・入院患者が退院した時、入院証明書の作成。

こんなに事務的な多ければ、治療する時間が少なくなるのは当然です。
こういった医療現場の窮状を緩和するため、医師の事務的な負担を軽減
するのが医療クラークの仕事と言う訳です。

医療クラークの仕事は、医師がやっていた事務的な仕事を代行して
行うものです。医師のアシスタントとして働くわけですから、医療知識
なども必要になりますが、それは医療クラークとして担当する医師に
最初は指導してもらうか、医療クラークの業務を専門に指導している
教育機関で学ぶかになります。

一度医療クラークとして経験を積むと、家庭の都合で一時離職しても
再就職もすぐ出来そうな気がします。


医療クラークが正式に診療報酬の対象となったのが平成20年4月。
ですから、医療クラークの仕事はこれから必ず注目される仕事となって
いくと思います。

hospital_01.jpg

▼訓練・生活支援給付金の支給対象者(支給条件)
最初に紹介しました、厚生労働省の訓練・生活支援給付金をもらう
ためには、以下の条件をすべて満足している必要があります。

@ハローワークに求職登録している方で、ハローワーク所長の勧奨を
 受けて基金訓練を受講していること。
A雇用保険の求職者給付、職業転換給付金の就職促進手当および
 訓練手当を受給できない人。
B世帯の主たる生計者であること。
C申請時点の年収見込みが200万円以下、かつ世帯全体の年収見込みが
 300万円以下であること。
D世帯全体で保有する金融資産合計が800万円以下であること。
E現住所以外に土地・建物を所有していないこと。
F過去3年間に不正行為により国の給付金等支給を受けていないこと。
G就職安定資金金融(常用就職活動費)等および地方公共団体等の
 類似の給付・貸付を利用していないこと。
posted by 7fukujin at 01:17| Comment(1) | TrackBack(0) | 資格紹介と取得方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
医療事務メディカルクラークはほとんど仕事はありませんよ。時間とお金の無駄ですよ。
Posted by ななし at 2011年02月19日 00:33
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