前回の続きで今回は転職フェアの活用法についてお伝えします。
転職フェアでのメリットとは、たくさんの企業担当者と会い、
たくさんの話を聞くことができるだけではありません。
転職フェアには企業の求人担当の方も参加されますから、
通常は書類でしかPRできない相手に直接会って自分をPRできる
チャンスと言えます。
自分を売り込むのは、あまり気が進まない、という方もいるかと
思いますが、重く考えなくても良いのではないでしょうか。
自分らしく自然な態度で企業の担当と話をすることで十分相手方に
書類以上のものが伝わると思います。
転職フェアの活用法を3点挙げるとしたら以下のようになります。
▼書類上では、ハンデがある人でも「人物」をアピールできる機会
自分が希望している企業で求めている条件に対し、自分は
「経験年数が浅い」や「技術が未熟」、「分野が異なる」など、
書類選考では通過するのが難しい人の場合、企業担当者に直接会える
転職フェアは、自分の人物面をアピールする機会になり得ます。
経験や技術よりも、「人当たりの良さ」や「誠実さ」、「素直さ」、
「コミュニケーション力」があるなどを重視する企業も沢山あります。
転職フェアで行われる面談は、面接や選考という訳ではありませんが、
この機会でいい印象を残すことができれば、後日その会社に応募した際、
書類選考の通過する確率が高まるかもしれません。
▼キャリアカウンセリングの受講や転職ノウハウの指導が受けられる
転職フェアの会場には、求人企業のブースの他にも、就職支援企業の
キャリアコンサルタントなどに相談することのできるコーナーが設置
されていることもあります。
「職務経歴書の書き方」や「面接対策」などの転職に関するノウハウを
学ぶこともできます。
転職フェアに行ったら、ぜひ活用してみてはいかがでしょう。
▼転職フェアの会場で仲間が作れる
来場者たちの姿を見て刺激を受けて、「仲間」を作ることができます。
当然のことなのですが、転職フェアに訪れるのは、求人企業だけでなく、
転職を考えているたくさんの人も集まります。
キャリアアップをしたいのだけど、新しいことへ挑戦したいのに、
どうも自分の意思が弱くて行動へと移すことができない。
しかしこんな自分をどうしても変えたい……などの考えをもっている
人は、フェアに来ている他の来場者たちの姿を見て刺激を受け、
モチベーションが上がるのではないでしょうか。
企業ブースで順番待ちの時や休憩コーナーなどで他の来場者達に声を
掛けて「転職活動仲間」を作ることができるはずです。
転職フェアの活用法についてご紹介しました。
転職フェアには同じ境遇の人も多く集まってきますので、お互いに
情報交換して転職活動が上手くいくようにされてはいかがでしょうか。
p.s.
関東地方は電力供給不足から計画停電となっていますが、
食料品やガソリンなどが足りなくて深刻な事態となっています。
ガソリンスタンドで売り切れが続出し、電車のダイヤも不安定
なので、今日は自転車で出勤しましたが大変でした。
道路が自転車に全然優しくなかったですね。
車に乗っていると気付きませんが、自転車で歩道を走っていると
途中歩道がパッタリ切れて、迂回させられました。
こういう時しか自転車出勤はしないだろうと思いつつ
試しにやってみましたが、1回で十分懲りました。
日本ではオランダのような自転車天国とは異なり
車優先の交通社会となっていること痛感しました。