簿記検定と言う時は日商簿記検定のことを指しますので、今回は
日商簿記検定の受験対策についてお伝えします。
でも、一般的に簿記検定という場合には、商工会議所が主催
している日商簿記を指すことがほとんどでしょう。
受験会場にして行われますから、最寄りの会場を選ぶことが出来ます。
受験料と試験時間は受験する検定の級により異なります。
試験時間:90分
受験料 :1,600円
試験時間:120分
受験料 :2,500円
実施しない商工会議所もあるようですので、簿記4級検定を受験
される時は受験地で開催されるか注意しましょう。
試験時間:120分
受験料 :4,500円
簿記2級検定では、商業簿記・工業簿記に関する問題が出題され
ますので、3級よりは早めに準備された方がよいと思います。
試験時間:180分(合計3時間)
内訳:商業簿記・会計学についての試験が90分
工業簿記・原価計算についての試験が90分
受験料 :7,500円
簿記検定4級〜2級
合格基準:各級とも満点の70%以上
合格基準:満点の70%以上
追加条件:商業簿記の科目で40%以上
会計学の科目で40%以上
工業簿記の科目で40%以上
原価計算の科目で40%以上
簿記検定1級だけは、さらに追加条件があり、全科目で40以上を
取得しなければいけません。
公式・公認の教材や市販の参考書などを使っての独学でも十分
合格可能でしょう。
eラーニング、受験対策講座といったわからないことを聞ける
ような勉強方法で試験対策をすると効果的です。
財務・経理部門で働く時はもちろんですし、将来目標として
弁理士や公認会計士と言った高い目標を持っている方も、
簿記検定の資格取得してからの経験が重要ですので、検定は
できるだけ早くパスしてお金のプロとしてのキャリアを積んで
頂きたいと思います。