受験対策についてお伝えします。
事務系の仕事で就職を希望する時、パソコンでワードやエクセル
が使える人は大抵の人が出来ることなので、資格と言うものに
あまり関心を持たれていない方が多いのですが、面接などで
ワープロのスキルがどの程度なのか客観的に判断できる基準
としてワープロ検定があります。
ワープロという一般的なスキルですが、ワープロ検定の資格
でも1級まで取得しているとなると、どのような事務処理を
依頼しても大丈夫だろうという安心感を採用者側に伝えられる
ように思います。
就職活動で採用者側に与える安心感、ワープロ検定には
相言ったことも期待できる可能性があります。
◆ワープロ(文書処理)能力検定の受験概要と受験対策
ワープロ(文書処理)能力検定は、1級から4級まであります。
それぞれの試験内容と受験料は以下の通りです。
▼ワープロ検定1級(7,000円)
・筆記試験による技術常識、国語知識
・入力、文書作成の実技試験(上級レベル)
▼ワープロ検定2級(5,000円)
・筆記試験によるワープロ知識、国語知識
・入力、文書作成の実技試験(中級レベル)
▼ワープロ検定3級(3,500円)・4級(2,500円)
・入力、文書作成の実技試験(初級レベル)
◇ワープロ検定の試験日程等
ワープロ検定の試験日程ワープロ検定の試験日程は例年決まった
時期に行われています。年間3回実施されますので、受験しやすい
時期に合わせて準備が出来ます。
【試験時期】
毎年2月上旬、7月上旬、11月上旬
(年間で計3回)
【願書提出】
実施月の1ヶ月くらい前までに願書を提出する必要があります。
【合格発表】
試験実施後、1ヶ月以内
◇ワープロ検定の受験対策
ワープロ検定の受験対策をする前に、まずは、いつ試験を受けるか
決めるのが第一だと思います。
学生の場合には、7月を目標に勉強や実技能力を高め、万が一
不合格でも卒業までに2回の猶予があるように受験することが
多いようです。
とはいえ、就職活動は早い時期から始まりますから、就職活動の
前年度くらいまでには取得しておきたいものですね。
社会人になってから取得する場合には、業務的に忙しい時期を
避けた受験日を選びましょう。
実技試験はスピードだけでなく、正確性も重要です。
また、業務をしていれば、実技は自然と身につくものですが、
案外、パソコンの基礎知識や用語を知らない人が多いので、
必ずそれらの勉強もしておいてください。
実務で技術を習得してきた方たちの多くは、筆記試験で落ちて
しまうことが多いの準備は怠らないようにしましょう。
独学で受験する場合には、必ず参考書を購入して、パソコンの
基礎知識や用語、国語知識に関しても勉強しておきましょう。