プロの調理師やパティシエなどの職業は、男性の職場と言うイメージが
ありましたが、ケーキや洋菓子のようなデザートは、元々女性が好きな
ものです。
大好きなケーキやスイーツを自分でも作ってみたい、さらには
パティシエになって自分で作ったケーキや洋菓子を多くの人に
食べていただきたいと思う女性が職業として「パティシエ」を
目指すようになっています。
パティシエになるためには、どのような資格が必要かと言うと
国家資格で言うと「製菓衛生士」となります。
この製菓衛生士の資格は、ホテルのパティシエとして働いたり、
将来独立して洋菓子店を開業したりするとき必要ですので、
専門学校などで取得しておいた方がいいと思います。
◆パティシエになるためには
パティシエになるには、以前は洋菓子店に弟子入りして、
そこからお菓子作りについて一から学ぶ方法しか方法はありま
せんでした。職人気質の世界ですね。
ですが最近では、調理師専門学校の製菓部門や、製菓の専門学校
などで勉強し、それから洋菓子店で修行を重ねるといった方法が
一般的です。
パティシエの作業工程は生地作りから仕上げまで、いくつかに
分類されていて、殆どのお店では、それぞれの担当が決まって
います。
◇ 生地担当
ケーキの土台となる、大切な生地を作る重要なパートです。
一定のキャリアと正確な技術が必要です。
それに、かなりの力仕事でもあります。
◇オーブン担当
生地を焼き上げるパートです。
それぞれの生地の性質によりオーブンの温度や、焼き加減を
調節しなければいけません。
◇仕上げ担当
クリームなどを作って、焼きあがった生地を組み立てて仕上げて
いきます。
デコレーションのセンスがとても大切になります。
◇グラシエ
シャーベットやアイスクリーム作りのパートになります。
お菓子作りというのは職人技です。
学校で学んだからといってすぐに活かせるわけでもなく、
実際の現場での勉強がとても大切です。
洋菓子店では、「教えてもらう」という受身の姿勢ではなく、
「技を盗む」といった姿勢で取り組みましょう。
パティシエ
もともとパティシエは、男性社会だったのですが、
最近では女性の進出がめざましく、半数以上が女性であるとも
言われています。最近のスイーツブームで、パティシエは、
一流ホテルや洋菓子専門店などで高い求人があります。
クリスマスシーズンはパティシエが一番忙しいシーズンです。
クリスマスや誕生日、結婚式などに欠かせないケーキには
パティシエが活躍します。
女性なら、誰でも大好きなケーキ。
そんなケーキや洋菓子を作る職業、職人さんであるパティシエ
今、女性に人気の職業となっています。
