2011年05月17日

公認会計士の資格と就職先とは

公認会計士の資格についてお伝えします。

公認会計士と聞けば、難関の国家資格で知られる士業の一つで、
普段はどちらかというと表舞台よりは企業の監査などで仕事を
しているイメージがありますが、公認会計士で有名な人も結構
います。

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」

ミリオンセラーとなったこの本の著者である山田真哉さんも
公認会計士の一人ですが、公認会計士として働いているという
よりは、公認会計士の知識を経済のお話に活かして、一般の方が
分かりやすい解説で知られています。

その山田真哉さんですが、大学は文学部なんですね。
経済学部とか経営学部や法学部でなくて文学部出身ですが、
公認会計士の試験に合格して公認会計士の資格を取得されて
います。

ですので、難関問う言いものの、公認会計士になりたいという
強い意志があれば挑戦してもよいと思います。


公認会計士の資格と就職先とは

公認会計士は、法律上会計の専門家のことをいいます。

会計の資格には様々なものがありますが、公認会計士は
会計のスペシャリストといわれています。

社会的地位が非常に高く、医師や弁護士とともに
国家三大資格の一つといわれる、高度な専門知識が必要な
国家資格です。

公認会計士は会計に関する調査やアドバイスといった会計業務や
経営戦略の立案のような経営コンサルティング業務を行うことが
主な仕事です。

法律により、財務書類の監査、または、証明をすることは
公認会計士の独占業務として定められており、利害関係のない
第三者の立場から監査意見を表明する業務は公認会計士のみが
できる業務になります。

公認会計士による監査では、企業が発表している売り上げや
利益が正しいかどうかを確かめます。
会計業務では、財務諸表の作成や財務、会計に関する指導や
アドバイスなどの税務業務以外の経理業務を行います。

また、公認会計士は税理士になる資格も持っているため、
税理士会に登録することで税理士と同じ税務業務を行う
こともできます。

独立開業をした公認会計士は、税務書類の作成や税務申告を
企業の代理で行うことも多いでしょう。
資格取得が難しい分、就職先は広範囲で、多くの有資格者は
主に大手監査法人に勤務しています。監査法人にて実務経験を
積んでから独立する人も多いようです。

他にも、一般企業、金融機関、公的機関など、様々なところから
必要とされています。それ以外には、企業の経営についての
相談を受けたり、アドバイスをするなどのコンサルティング
業務を行ったり、講演会を開催する人や執筆活動を行っている
人も多い資格です。


企業の監査を担う公認会計士は、企業が不正な取引をしていたり
ずさんな経営状態などをチェックするプロですが、企業の破産は
一つの会社だけでなく取引上の多数の企業、さらには日本経済
まで影響する訳ですからやりがいのある仕事と言えます。

就職難という言葉が似合わない国家資格と言っていいでしょう。
posted by 7fukujin at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 資格紹介と取得方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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