2011年08月01日

ポリテクセンターの職業訓練と就職率

厚生労働省が今年(平成23年度)の10月から来年3月にかけて、特定求職者
の就職を支援するため、新たに法律を制定しますので職業訓練に関する情報
としてお伝えいたします。


▼計画する期間
・平成23年7月6日〜平成24年3月31日
実質的な計画期間としては、法律が制定される10月1日以降ですので、
・平成23年10月1日〜平成24年3月31日
と考えた方がいいでしょう。

なお、短期間に実施される緊急人材育成支援事業については
下記のように計画期間が早くなっています。
・平成23年7月6日〜平成23年9月30日


ポリテクセンターの職業訓練と就職率

ところで、ポリテクセンターなどで実施されている職業訓練ですが、
実際就職する際に役立っているのでしょうか。
数字で見ていきましょう。

平成22年度に実施された職業訓練の効果確認として、平成23年1月末
までに職業訓練が終了した人の訓練終了後3か月に就職率が以下の
ようになっています。

@公共職業訓練の施設内訓練:78.3%
A公共職業訓練の委託訓練 :60.9%
B基金訓練        :69.3%

やはりポリテクセンターで職業訓練を受けながら就職活動を行うのが
最も就職率が高いようですね。
施設内訓練よりはかなり下がりますが、それでも委託訓練においても
就職率60%という数字は就職難の現代では高いものです。

※補注
@の施設内訓練とは、各都道府県にある能力開発機構のセンター
(ポリテクセンター)などの施設内で職業訓練を受けるものです。
Aの委託訓練とは、能力開発機構のセンターで受付をしていますが
 実際の職業訓練は民間の委託先である専門学校などで行うものです。
B基金訓練とは、雇用保険の失業給付基本手当などの支給を受けながら
 訓練するのが通常の公共職業訓練の離職者訓練ですが、雇用保険の
 適用を受けられない非正規労働者や自営業者の方を支援するため、
 特別に基金が設けられて実施されるものです。


基金訓練で注力されている分野

非正規労働者や自営業者で失業中の方を支援する基金訓練で注力
されている分野は次のようになっています。

(1)就職に向けた基礎的能力の習得のための職業訓練
 @職業横断的スキル向上のための職業訓練(42,000人)
 A基礎演習コース(6,000人)
(2)実践的能力の習得のための職業訓練
 ・介護系の実践演習コース(21,000人)
 ・医療事務系(8,000人)
 ・情報系(16,000人)
 ・(農業、環境、観光など)その他の成長分野(27,000人)


短期的に職業訓練が実施可能で、就職率が高いことが予想される
職種として介護の仕事や医療事務が挙げられています。
少子高齢化時代の大きな流れの中で需要の高い分野を目指す人が
増えてくることが予想されます。
posted by 7fukujin at 13:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 失業保険と求職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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