2011年09月03日

職業訓練校(ポリテクセンター)は変わります

ポリテクセンターなどの職業訓練校が変わろうとしています。

独立行政法人「雇用・能力開発機構」が10月1日に廃止されて、
「高齢・障害・求職者雇用支援機構」に移管されます。

職業訓練校で見る大きな変化としては、全国にあるポリテクカレッジや
ポリテクセンターが「雇用・能力開発機構」という国の管轄であった
のですが、政府の方針としては都道府県の各自治体への移管をする
ことで調整されるようです。

ポリテクセンターが国の施設から都道府県の自治体へ移管されると
どうなるかと言うと、まずは予算が縮小されることでしょう。
雇用・能力開発機構の廃止も目的は国家予算の見直しによる削減です。

一般教育に比べて職業訓練は、教育できる人数は少なく費用は逆に
多く掛ります。教室があれば先生一人が教壇で教えられる一般教育
と異なり、職業訓練は訓練内容によっては高価な機械設備を必要と
する上、教えるのも先生一人では技能を教えるには不十分なので
助手を必要とする場合がかなりあります。
要するに、職業訓練はお金が掛るわけです。

国家予算が厳しい中で、雇用・能力開発機構は今まで潤沢な予算で
運営されてたと見られても仕方がないと思います。
今回政府の事業見直しの第一弾で雇用・能力開発機構が廃止となり
ましたが、今週発足の新内閣には税金の無駄使いに手腕を発揮した
方が閣僚として入閣していることを考えれば、職業訓練校の今後は
厳しい予算の中でも教育と考えていかなければならないような気が
します。

ちょっと暗いお話になって申し訳ありません。

職業訓練.jpg

日本の製品が世界中で人気なのは、故障が少なく製品のばらつきが
少ないからでしょうが、この日本製品の特徴を作り出してきたのが
高い品質に繋がる従業員の社内教育や職業訓練でしょう。

設計資料を入手してコピーを作っても、必ず同じ製品が出来るもの
ではありません。設計資料だけでは理解できない「もの作り」の
ノウハウは人に依存しています。

技術立国日本を支えている職業訓練はなくすわけにはいかない
でしょうが、時代に合った効率的な方法を選択する時期になって
いると思います。
環境が悪くなったとき、知恵が生まれると言われます。
ポリテクセンターの中でも新しい企画が生まれてくることでしょう。
雇用・能力開発機構がなくなっても悲観しないで職業訓練に取り
組んでいただきたいと思います。

posted by 7fukujin at 13:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆全国の職業訓練校 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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