あまり馴染みのない資格ですので、販売士って営業マン(セールスマン)
のスキルに関する資格があるのかなと思われるかもしれません。
販売士の資格は公的な資格ですが、国家資格のような資格から比べると
マイナーな資格と言えるかもしれません。
しかし、業種により千差万別の販売という仕事がある中で、個々の
仕事は以前に比べて、より専門的な知識を必要としています。
仕事で扱う商品は種類が多い上、技術の進歩で商品の説明をするのに
高度な専門知識が必要な場面も増えてきています。
そこで、今回紹介する「販売士」の資格は、公的な資格ですから
お客様に説明をする際も自信を持って説明できるでしょう。
一方、お客さまも販売士の資格を持った販売員から説明を受けたいと
思うでしょう。
これからの時代に需要が高まりそうな予感のする「販売士」の資格
についてお伝えします。
販売士の資格は、販売に必要な商品の知識や販売の技術、また、
仕入れや在庫管理、マーケティング等の知識や能力を一定以上の
レベルで有している人の事を指しています。
では、一体販売士とは、どんな資格なのでしょうか?
就職に役立つ資格となっているのでしょうか?
まず、この「販売士」と言う資格は、日本商工会議所が主催して
行っている流通業界では唯一の公的資格です。
現在の流通業界は、多様化・高度化している顧客からのニーズを
的確に捉えたり、豊富な商品知識やその状況に応じた接客技術を
身につけたりする必要があります。
この販売士検定試験は、販売に必要な技術や知識をより高度で
専門的に持てるような人材を育成する事を目標としています。
つまり、販売士と言う資格を取得していれば、
「販売員として高度な知識とスキルを備えている」
と言うように、販売のプロとして高評価されるのです。
もちろん、流通業界では必須の資格となってきますので、
上位資格を持っていればその方面への就職や転職にも有利に
働きますし、社会的にも高い信頼と評価を得る事が出来ます。
受験者数も年々増加傾向にあり、その波は就職を目指している
学生達の間にまで広がってきています。
もし、流通業界で働いているのであればスキルアップの為に、
流通業界に就職や転職したいと思っているのでしたらアピール
ポイントの為に、是非「販売士」の資格取得にチャレンジして
みては如何でしょうか。
販売士の資格についてご紹介しました。
多くの職業で、仕事内容が複雑で専門的になる傾向があります。
仕事をしていく上で、仕事に対する能力を証明するのが公的な
資格と言えるような気がします。
流通業においても公的な資格の販売士が今後注目されるでしょう。