2011年09月12日

販売士の受験に必要な対策とは?

販売士のいるお店が増えています。

・阪神百貨店(大阪)
・中部近鉄百貨店(三重)
・うすい百貨店(福島)
・コカ・コーラセントラルジャパン(神奈川)
・宇津山製茶(静岡)
・マックスバリュ中部(三重)
・ミズノ[MIZUNO](大阪)
・赤ちゃん本舗(大阪)
・ヨドバシカメラ(東京)
・カメラのきむら(東京)
・日本出版販売(東京)
・トーハン(東京)
他、多数

販売士の資格が設けられた時は、中小小売業を担う人材教育が目的だった
ようですが、現在では中小小売業はもちろん、大手企業でも販売士の
資格を持った人材が増えています。

販売士のような高度な専門知識を持った販売員が人材として求められる
背景には、インターネットの価格comなどで、誰でも簡単に商品の値段を
知ることができ、製品の仕様などもお店に行く前に下調べできるように
なったことが挙げられます。

自分でネット検索で知っているような説明しかできないような販売員
が説明してくると、その販売員から商品を買ってもらえる可能性は
低いものになるでしょう。
消費者の目が厳しくなっている現在では、一般の人が知らない業界人
ならではの専門知識を有する販売士のような販売員が必要とされるのは
このような事情があるのですね。

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販売士の受験に必要な対策とは?

販売に必要な商品の知識や販売の技術、また、仕入れや在庫管理、
マーケティングの知識や能力等を試験する「販売士検定」。
ちょっと耳慣れない資格のようですが、この販売士検定の受験概要や
対策はどのようになっているのでしょうか。

まず、試験内容は1級から3級に分かれており、合格率は順に
 1級:25.2%、2級:45.2%、3級:60.2%です。

また、販売士検定は何級から受験しても構わないような仕組みとなって
います。3級から2級、1級とステップアップして受験する必要がある
資格も多いのですが、販売士はいきなり1級受験もOKです。

試験科目は以下の通りです。
▼1級
 ・筆記試験
 ・面接試験
 小売業経営に関する高度の専門的な知識を身に付け、経営計画を
 立案し、総合的な管理業務を遂行出来る事。
 小売業でも総合職や経営者向け
▼2級
 ・筆記試験
 小売業について主として販売に関する専門的な知識を身に付け、
 ある程度の管理業務を遂行し、部下を指導出来る事。
 販売店の管理者向け
▼3級
 ・筆記試験
 小売店舗運営の基本的な仕組みを理解し、販売員としての基礎的な
 知識と技術を身に付け、販売業務を行う事が出来る事。
 一般の販売員向け

合格条件は、各教科100点満点で平均70点以上ですが、各科目の
最低点が50点以上である必要があります。
また、1級の面接試験では、表現力、説得力、問題意識と言った点が
合格のポイントとなります。

試験の対策としては、通信講座を受講したり、専門学校へ通ったりする
方法もありますが、関連団体が開催している
「販売士検定受験対策セミナー」
と言う講習会もあります。このような講習会に参加するのも、合格の
ために有効な手段のひとつですね。
posted by 7fukujin at 12:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 資格紹介と取得方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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