というようなニュースが報道されますが、会社の採用試験を何社も受けることは
不利になるのでしょうか。
可能性がある会社をたくさん受けておきたいと言う方もいると思いますが、
就職活動にかける時間ももったいないので、就職活動における多数の応募が
採用判断に与える影響があるのかについてお伝えしたいと思います。
安定している大企業の人気も衰えません。
就職活動では毎年さまざまなセミナーなども開催されますが、実際に何十社も
受けると合格しにくいというのは本当でしょうか?
例えば、1980年代後半から日本を駆け抜けていったバブルの時代には、
普通の女子大生に企業から誘いが来たなんて時代もあったのです。
人物像というのがありますが、これは多くの企業でほぼ一致していることが
多いです。ですから、何十社受けても、ほとんどの企業から「是非採用したい」
と思われる人もいれば、受けた企業の全てに断られる人もいます。
受験も同様ですが、たった1社しか受けなければ、その1社にかける心づもりは
大変大きいでしょうが、本命以外に滑り止めが幾つもあった場合には、
「ここがダメでも」といった気持ちになりがちです。
つまり、全力投球できない気持ちのゆるみが出てしまいやすくなるものです。
もちろん、心の何処かに「まだ本命がある」「まだ数社残ってる」と言った
余裕も持てるかもしれませんが、逆に自信を喪失してしまう可能性もあります。
これは、その人の性格にもよると思います。
でも、面接の際に「他にどれくらい受けていますか?」と聞かれたときに、
咄嗟に言葉に詰まったりといった失敗にも注意したいものですね。
どうしても多くの会社を受けていくと、モチベーションが下がったり
しますので、出来るだけ少ない中から決めていきたいものです。