受験したり勉強されている方も多いかと思いますが、それ以外の学生では
簿記に関心が行くことは少ないかと思います。
いくら良い製品を作ることができる会社であっても、お金の管理である
経理がずさんですと経営破綻するリスクがかなり高いものとなります。
企業人として、利益を意識するようになるのに簿記の知識はちょうど
マッチしていると思います。
そんな中、どういった経済状況においても、必ず身に付けたいのが「技能」
ではないでしょうか。
技能を身に付けるということは、いわゆる「手に職を持つ」ということに
つながり、早い段階で実現させておけば、就職する上でこれ以上ない大きな
武器となり得ます。技能を得ることで、仕事、そして収入、安定といった
ものを手に入れられるのです。
資格ひとつをとっても、日本にはかなり数多くの種類があります。
そのため、自分がどんな技能、資格を身に付ければ良いのか、学生時代には
なかなかピンとこないのが実状ではないでしょうか。
簿記は、経営活動に対しての計算、記録、整理、管理などを行い、
経営状態の現状の把握と未来予測ができるようになる技能で、
簿記検定試験に合格すると得ることができます。
ほとんどの企業は何らかの形で経営活動を行っているので、簿記は必然的
に必要とされます。つまり、簿記検定試験を受けて簿記の技能を修得して
いれば、非常に幅広い選択肢を得ることができるのです。
なってきます。コストを常に意識しなければビジネスは成り立ちませんし、
企業の中で仕事はできません。そういう意味では、簿記は社会人としての
基盤を支える技能といえるでしょう。
問題集を閉じる時、表紙に簿記検定という文字が見えましたので簿記
検定の受験準備をしているのだと分かりました。
簿記検定は選抜試験ではありませんので、時間を掛けただけ合格へ
近付きますのでやりがいがあると思います。