2011年10月23日

システムエンジニアとプログラマーの違いとは?

システムエンジニアの仕事がどういうものか理解しようとする時、
システムエンジニアと同じような仕事であるプログラマーの仕事
を対比してみていくことが効果的なようです。


高校生などがイメージするシステムエンジニアとは
どのようなものでしょうか。
パソコンなどのプログラムを作成するプログラマーならば
何となく分かりやすいですよね。

システムエンジニアの仕事内容はよく分からない人が多いのです。
システムエンジニアとプログラマーを比べてみるとよく分かります。

情報システムを構築する時にプログラミングをする部分はそれほど
多くありません。意外かもしれませんが、システムエンジニアの
仕事はプログラミング以外の部分の方が多いのです。

この傾向は情報システムの規模が大きくなればなるほど、その傾向
が強くなります。システムエンジニアとして就職したのに、長続き
しないすぐ辞めていく人に多いのが、システムエンジニアの仕事が
プログラミングが主な仕事だと勘違いしている場合でしょう。

システムエンジニアはプログラマーがプログラミングするために
必要なものをすべて揃えてあげることが必要です。
プログラムをするにはシステムの構成や画面のレイアウト、詳細な
動作などを決めてやらなければならないのです。
それがなければプログラミングはできませんよね。

システムエンジニアの方がプログラマーよりも偉いと言われるのは
システム構築の方がはるかに難しいからです。もちろん、優れた
プログラマーならばシステム構築の一部を担うこともできるでしょう。
しかし、派遣社員など業務内容が限られている場合には、システム
エンジニアの役割が重要になるのです。

もし、これからIT関連企業に就職したいと考えているのであれば、
いろいろなことを勉強しておきましょう。
システムエンジニアは仕事の中で直接プログラミングをすることは
ないでしょうが、知っておいて損はないからです。プログラムを
イメージしながらシステム設計を行うことができるようになります。
プログラムを作りやすいシステムを作ることができるのです。


システムエンジニアとプログラマーの違いについてご紹介いたしました。
プログラマーが与えられた課題に対して、納期までにプログラムを完成
させてデバッグまで終わらせるという、どちらかというと受け身的な
仕事スタイルなのですが、システムエンジニアは顧客から受注したり
している物件のシステム全体をまとめていくプロデューサー的な仕事が
中心となっているようです。

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posted by 7fukujin at 13:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生の就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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