紹介された企業へ再就職が早く決まると、再就職手当がご褒美として
もらえるものです。
出来る満額より少ない基本手当で再就職できれば、雇用保険の支給元
である国にとって雇用保険の予算がその分余るわけですし、また組織
として失業者の再就職への支援が成果を出したと評価されます。
最近ビジネス界で言われるところの Win-Winの関係に似てるかも知れ
ませんね。
この制度の適用を受けるのは自己申告制という点です。
さらに、条件に当てはまったとしても、再就職した日の翌日から
一ヶ月以内に、再就職手当をもらうための手続きを行わないと
給付を受けることができません。
三分の一以上(かつ45日以上)あることが給付資格の第一条件です。
代わりにまとめて払ってあげるよ。」という趣旨のお金なので、
基本手当をたっぷりもらった後で、再就職して、再就職手当も
もらうというわけにはいきません。
(一年以上の継続雇用が確実な就職のみ)をする場合の他、
自分で雇用保険の被保険者を雇用するような事業を始める
場合にも給付されます。
なかったり、待機期間が過ぎてからも一ヶ月間はハローワーク
が紹介した会社に就職した場合のみ、再就職手当が給付される
などの条件があるので、注意が必要です。
自分が再就職手当の対象になるかどうかは、ハローワークに
問い合わせてみてください。
再就職手当の対象にならなくても、就職手当の対象になるかも
しれませんから、面倒でもきいてみた方がいいと思います。
失業保険(雇用保険の基本手当)は受給額一杯もらった方が
得するような気もしますが、再就職手当をもらえるように
した方が最終的にはメリットがあると言うことでしょう。