2011年10月25日

再就職手当のもらい方とは?

再就職手当という、雇用保険制度の仕組みの中で、ハローワークから
紹介された企業へ再就職が早く決まると、再就職手当がご褒美として
もらえるものです。

言い方を変えれば、失業保険(雇用保険の基本手当)を受給することが
出来る満額より少ない基本手当で再就職できれば、雇用保険の支給元
である国にとって雇用保険の予算がその分余るわけですし、また組織
として失業者の再就職への支援が成果を出したと評価されます。
最近ビジネス界で言われるところの Win-Winの関係に似てるかも知れ
ませんね。

再就職手当はありがたい制度ですが、注意しなければいけないのが、
この制度の適用を受けるのは自己申告制という点です。

雇用保険の再就職手当をもらうための注意点をお伝えします。


再就職手当のもらい方とは?

再就職手当とは、就職を促進するために給付される手当の一つです。

再就職手当をもらうためには、いくつかの条件があります。
さらに、条件に当てはまったとしても、再就職した日の翌日から
一ヶ月以内に、再就職手当をもらうための手続きを行わないと
給付を受けることができません。

再就職手当は、基本手当を支給される残りの日数が所定給付日数の
三分の一以上(かつ45日以上)あることが給付資格の第一条件です。

「早めに再就職した分、支給しないで済んだ基本手当をお祝い金
代わりにまとめて払ってあげるよ。」という趣旨のお金なので、
基本手当をたっぷりもらった後で、再就職して、再就職手当も
もらうというわけにはいきません。

再就職手当は、雇用保険の被保険者対象となるような就職
(一年以上の継続雇用が確実な就職のみ)をする場合の他、
自分で雇用保険の被保険者を雇用するような事業を始める
場合にも給付されます。

待機期間が過ぎた後でなければ再就職手当の給付対象になら
なかったり、待機期間が過ぎてからも一ヶ月間はハローワーク
が紹介した会社に就職した場合のみ、再就職手当が給付される
などの条件があるので、注意が必要です。

他にもいろいろ満たさなければならない条件がありますので、
自分が再就職手当の対象になるかどうかは、ハローワークに
問い合わせてみてください。
再就職手当の対象にならなくても、就職手当の対象になるかも
しれませんから、面倒でもきいてみた方がいいと思います。


再就職手当をもらうための注意点をご紹介しました。
失業保険(雇用保険の基本手当)は受給額一杯もらった方が
得するような気もしますが、再就職手当をもらえるように
した方が最終的にはメリットがあると言うことでしょう。

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posted by 7fukujin at 12:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 失業保険給付金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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