ハローワークに通うのも、就職活動するのも自分の意思でやっているので
理不尽な思いをすることはないと思いますが、長年にわたり会社のために
貢献してきたのに、経営難からリストラされたとなると、やり切れない
思いで再就職活動にも意欲が湧かないという負のスパイラルに陥って
しまうこともあります。
意識しないけど、業績悪化の局面で心配なのが「リストラ」の脅威です。
見ていきましょう。
取り上げられる機会が多く、また多くの人が実際にその問題に直面
しているものといえば、やはり「リストラ」でしょう。
リストラとは、本来「再構築」という意味であり、ポジティブな意味でも
使用できる言葉ですが、実際に使用されている意味は「健全経営を目指す
ための従業員の解雇」となっています。
ないのに失業するように強制されてしまう点にあります。
そういう意味では、懲戒免職や懲戒解雇よりも悲惨な結果と言わざるを
得ません。自分の意思でないからですね。
「人件費等の削減」「業務の効率化、スリム化」等が挙げられます。
「整理解雇」と言います。
これは、懲罰的な意味合いを持つ懲戒解雇とは異なり、信頼関係の崩壊、
破綻による解雇という事で、やや定義が曖昧です。
ことが条件となっていますが、これも法令等で定められているわけではなく、
実際に適用しているケースはそう多くありません。
1.人員整理の必要性
2.解雇回避努力義務の履行
3.被解雇者選定の合理性
4.手続の妥当性
ありますから、個々の従業員の事よりも経営者に都合のよい対応が
行われるのはよくある話です。
と指摘されるケースがあります。つまり、正当な理由なく事業主が
一方的に解雇を言い渡すケースですね。
この不当解雇が、大きな雇用問題のひとつとなっています。
ますし、ホームページのある会社でしたら4半期ごとに財務状況が
公開されているので確認できます。
自分の勤務先の確認は、自らチェックするくらい用心した方がよい
時代かも知れませんね。
