求職活動をしている人が求人募集の企業など、求人情報を探す時、
自分の持っている資格やキャリアなどを元に関心のある業種又は
年収などから探していかれる人が多いと思いますが、求人情報を
見る時の参考として、今後求人情報が増えていく業種などに注目
して探す方法もあります。
今回は国が助成金と言う形で雇用管理に予算を計上している業種は
間違いなく求人が増えていきますので、そのような業種を知って
おくと就職活動で有利になると思います。
◆雇用管理の助成金から分かる求人情報とは?
雇用管理のための助成金は、「高齢者支援」と「子育て支援」
の二つが大半を占めます。
高齢者の雇用というのは、現代社会における大きな雇用問題です。
一方、子育ても「子ども手当」等の政策からも明らかなように、
課題のひとつです。特に、共働きが非常に多くなっている現代に
おいては、立派な雇用問題となります。
高齢者支援の助成金には、
・「高年齢者雇用確保充実奨励金」
・「中小企業定年引上げ等奨励金」
・「高年齢者職域拡大等助成金」
・「介護労働者設備等導入奨励金」
といったものが挙げられます。
一方、子育て支援の助成金は、
・「子育て期の短時間勤務支援コース(両立支援レベルアップ助成金)」
・「育児・介護費用等補助コース(両立支援レベルアップ助成金)」
・「代替要員確保コース(両立支援レベルアップ助成金)」
・「休業中能力アップコース(両立支援レベルアップ助成金)」
・「中小企業子育て支援助成金」
と、かなり充実したラインナップになっています。
これらの助成金を上手に使う事が、企業側、労働者側にも求められて
いるのです。
雇用問題に関しては、高齢者支援と子育て支援に助成金が交付されるます
ので、その業種で働く人の労働条件は改善されていくことが期待できます。
また、雇用面でも求人が増えていくことが予想されますので、これらの
業種に関心のある方は、就活で意識されてはいかがでしょうか。