2012年02月09日

皇宮護衛官の受験対策とは?

皇宮護衛官の受験対策についてお伝えします。

皇宮護衛官は皇族警護の仕事ですから、警視庁や各都道府県の警察官には
ない文化人としての素養教育も持ち合わせた人材が望まれています。
和歌、書道、華道、茶道といった日本文化に加えて、外国からの国賓への
対応から英会話など、一般的な警察官のイメージとは少し趣が異なる
ような一面も併せ持っています。

柔道、剣道の有段者の採用が優遇されている点は、警護という仕事上
当然でしょうが、皇宮警察官は文武両道なる人材が求められています
から、武道の有段者で語学や日本文化に関心のある方には向いている
職業ではないでしょうか。


皇宮護衛官の受験対策とは?

皇宮護衛官採用試験は、年齢、学歴により、「大卒程度」「高卒程度」
の試験区分があり、さらに「武道有段者」の区分もあります。

試験は、毎年1回、一次試験と二次試験があり、指定された都市で受験し、
二次試験は一次試験合格者のみ受験することができます。

大卒程度の一次試験は、基礎能力試験と論文試験です。
基礎能力試験は、公務員として必要な基礎的な能力を問う
40題の問題を択一式で回答します。
論文は2題出題され、3時間で書きます。

高卒程度の一次試験も、基礎能力試験(択一式)と論文試験で、
こちらは論文が1題出題で所要時間50分です。

二次試験は、人物試験(個別面接)や身体検査、身体測定、体力検査
などが行われます。


一次試験の基礎能力試験は、出題数が40題と比較的多いので、
問題数で戸惑う人もいるかもしれません。
でも、試験内容はそれほど難しくなく、通常の公務員試験の勉強を
していれば概ね大丈夫です。

論文に関しては、とにかく文章を書くのに慣れることが大切で、
過去問などを参考にタイトルを決めて、毎日文章を最低一つでも
書くことをオススメします。
新聞の社説に感想を書くのもいいかもしれません。
もちろん、時間制限を設けて書くようにしてください。

二次試験の身体検査や体力測定は、毎日の生活に注意し、体力
トレーニングをするなど、健康体を維持するようにしましょう。

個別面接では、過去の面接内容などを参考に、自分という人間を
素直に表現することです。面接の受け方に関しては、書籍なども
たくさん出てますから、それらを参考するといいでしょう。

なお、武道有段者の試験は、一次試験の論文のみ(1題を80分)で、
基礎能力試験や二次選考はありません。

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posted by 7fukujin at 12:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 資格紹介と取得方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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