2012年02月17日

女性の就職活動で寿退職の心配は不要になる?

女性の就職パターンとして、かつて多くの女性が選択した
寿退職のことについて見ていきたいと思います。


かつて、日本では女性が結婚を機に退職する『寿退職』が普通でした。
最近ではこの寿退職する女性は少なくなっています。

結婚後も同じ職場で働き続けるための環境整備も進んでいるので、
寿退職を選択する方が珍しいくらいになりつつあります。

結婚を機に退職するというのは、育児の負担が女性に大きかった
ことが主な理由でしょうが、イクメンで知られるように男性にも
育児を積極的に手伝う考えの人も増えてきていますから、
この傾向は加速していくような気がします。


多くの企業などにおいて、女性は結婚して退職する人が多くを
占めていました。
これは、男女平等に雇用機会を、という理念(雇用機会均等法)
において、ひとつの障害となります。

企業側に言わせれば、どれだけ能力があっても途中で会社を辞めて
しまうので、なかなか管理職に就かせにくい…という理由がある
という事ですね。

しかし、近年では結婚をしても仕事を続ける女性がかなり増えて
います。そこで問題となるのが、育児です。
いくら自分の意識が高くても、子育てをしていく以上は、育児に
どうしても重きを置く必要があります。

特に、生まれて間もない子供の場合、両親等に預けて自分は働く
ことは、人道的にもあまりおすすめできない事です。
その問題の解決策として、育児休暇等が定められています。

育児における雇用問題は、かなり改善が進んでいます。
育児休暇に対する周囲の理解が深まっている事もあって、ある程度
長期的な休暇を取りやすくなってきており、女性が結婚しても仕事
を続けられる環境はかなり整ってきました。

また、助成金も多くの種類が用意されているので、経済的な支援も
行き届いています。


女性の寿退職などについてお伝えしました。
女性の就職スタイルが変わってきています。
一度退職すると、再就職が難しいという、厳しい雇用状況も影響して
いるのでしょう。就職先の選択では自分が長く働き続ける業種とか
企業カラーが自分にあっているなど、自分の本音になるべくあった
ところ選ばれた方がよいと思います。

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posted by 7fukujin at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生の就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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