2012年03月05日

男女雇用機会均等法適用は女性だけでない

男女雇用機会均等法(均等法)についてお伝えしていますが、
均等法は女性に関する取扱が多いので、均等法の対象が女性である
ような印象がありますが、それは違いますね。

均等法は、男女雇用の機会を均等にする目的で作られた法律です
から、今まで女性の仕事とみられていたような職種に男性が応募
した時、応募先の担当者から性を理由に応募を断られたりする
ことがあってはなりません。


男性が対象となる均等法の事例

男性が対象となる均等法の事例として、事務職を募集している
場面で見ていきたいと思います。

「事務職募集」と求人情報があって、男性が応募した時、
その募集先の採用担当者から、『うちの事務は女性だけです』とか
『悪いけど女性に来てほしいんだよね』などと言って断られること
があるかと思いますが、これは均等法に違反しています。

男性でも体力に自信のない人とか、体にハンディキャップがあって
パソコンでの仕事なら大丈夫だけれど、外出の多い仕事には障害が
出そうだと心配な人もいるでしょう。


男女雇用機会均等法では、今まで男性の職場と言われていたような
分野にも女性が活躍するようになっています。高層ビル建設の現場
にあるクレーンのオペレーターや大型トラックや大型ダンプカーの
ような男っぽい職業でも女性が生き生きと働いている姿をよく見か
けるようになりました。

一方で、会社の受付などは女性が主流です。
受付などは男性より女性の方がソフトな印象で適していると言え
ますが、事務職のような仕事ではイメージよりも実務が大切です
から、男性であっても全然問題ではありません。

男性でも、パソコンでの仕事が得意なので、事務職で働きたいと
思っている人は、もし求人応募で受付で性別を理由に難色を示され
たら、均等法の件で話されてはいかがでしょう。
相談してもダメな時は、労働基準監督署の雇用均等法室へ相談する
か社労士連合会に電話ないしメールで相談してみましょう。


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posted by 7fukujin at 13:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生の就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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