2012年04月26日

土木施工管理技士の試験内容と受験対策とは?

土木・建設業界の工事現場で活躍する施工管理者となる
土木施工管理技士は、厚生労働省管轄の国家資格です。

この土木施工管理技士の資格には、1級と2級があり、
受験資格は学歴や実務経験年数などにより、細かく規定
されています。ただし、1級も2級も年数は異なります
が、実務経験がなければ受験することができません。


土木施工管理技士の試験内容と受験対策とは?

土木施工管理技士の国家資格認定の試験内容ですが、
1級は7月に土木工学や施工管理法、法規の学科試験が
あり、10月上旬に施工管理法の実地試験があります。

2級は土木、鋼構造物塗装、薬液注入の3種があり、
自分の仕事などにあわせていずれかの試験を受けます。
2級は学科、実地とも10月下旬に実施されます。

土木は、土木工学・施工管理法・法規の学科試験と施工
管理法の実地試験があります。鋼構造物塗装は、土木工
学・鋼構造物塗装施工管理法・法規の学科試験と鋼構造
物塗装施工管理法の実地試験を行います。薬液注入は、
土木工学・薬液注入施工管理法・法規の学科試験と薬液
注入施工管理法の実地試験があります。



土木施工管理技士の国家試験の合格率ですが、昨年の
2011年の合格率は、以下のようになっています。
1級、2級とも超はつかないものの難関資格であること
は間違いなく、特に実地は難しいようです。
【1級の合格率】
・学科:40.8%、実地:20.8%
【2級の合格率】
・学科:40.4%、実地:22.3%

土木施工管理技士試験の受験対策としては、他の国家
資格試験と同様ですが、徹底的に問題集をやることで
しょう。問題集をやると、自分の弱点箇所が分ります
ので、そこを重点的に勉強すればいいわけです。
しかし、1級も2級も試験範囲が非常に広いので、独学
で勉強するのは結構大変です。可能でしたら資格関係の
スクールに通ったり、通信講座や講習会などを受けるこ
とをオススメします。


就職に強い国家資格

土木施工管理技士の国家資格試験の試験内容と受験対策
についてご紹介いたしました。東日本大震災から1年を
経過した2012年度では、復興向けた工事も含めて、
土木・建設関連の工事案件が増加の傾向にあります。
需要の高まる資格ですので、関連業界で働く人や、これ
から業界で働く予定のある人は、早めに資格取得される
と就職活動や昇給で有利になると思います。

posted by 7fukujin at 12:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 資格紹介と取得方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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