活躍していますが、そもそも料理研究家という仕事は
職業として成り立つのでしょうか。人気の料理研究家
はテレビの出演や本の出版などで問題ないのでしょう
が、料理が好きで将来、料理研究家として自立できる
ことを目標に出来るかなど見ていきたいと思います。

料理研究家がどのようなことをしているのかを考えて
みましょう。料理に関することならば、何でも料理研
究家と言えますが、その研究の成果を披露する相手に
よって、大きく変わってきます。
料理教室の先生の延長にあります。家庭で作る料理に
関して研究しているのです。テレビなどのマスコミに
出てくる料理研究家はこのタイプの場合が多いと言え
ます。特に断らなければ、料理研究家として紹介され
る方は、このタイプですが、これ以外にも料理研究家
のタイプがあります。
人を指導するような料理研究家もいます。職業として
働いている料理人を指導するプロの中のプロと言える
料理研究家ですね。


研究することや、化学的な分析など学術的な研究が主
な仕事となっている人も料理研究家と呼ばれます。
主に学術的な観点からの料理研究ですので、家政学や
栄養学を扱っている大学の先生などがこのタイプにな
るのではないでしょうか。
と言うことです。テレビで料理の腕前を競う番組があ
ります。この時の審査員などに人気の料理研究家が登
場してコメントを言う訳ですが、味や出来栄えに関し
て専門家らしいコメントをすることが求められている
のですね。
いる料理を評価することもあります。日本料理、洋食
中華料理に大きく分けられますが、最近では明確に分
類できない料理が増えてきました。
そのために料理研究家も個別の知識を持っているだけ
では済まなくなっているのです。幅広い知識が求めら
れているのです。日本料理に中華料理の味付けをした
り、洋食の調味料を使ったりするケースがあるようで
す。
要かもしれません。管理栄養士のような国家資格を取
得して働くのとは異なります。管理栄養士が必ずしも
料理が上手とは言えません。むしろ料理が上手な管理
栄養士は少ないような気がします。
しかしタニタのレシピで人気が出たように、これから
管理栄養士で料理も得意な人が脚光を浴びる時が来そ
うな気もします。何と言っても日本人はグルメな人が
多いですからね。
