日商ビジネス英語検定の受験対策とは

英語教育が盛んな日本ですが、アジア圏内では
残念ながら英語力で見ると、中国や韓国などに
負けているようです。

学校で良い成績をとっても、実際に使えなければ
意味がありません。そういう意味で、使える英語
ということから、日商ビジネス英語検定のような
資格が注目されているのでしょう。

日商ビジネス英語検定試験の受験資格についてですが
特に決められている制限はありませんが、基本的に
ＰＣ（パソコン）操作が出来る事が前提です。

◆日商ビジネス英語検定試験の概要

・試験種別
日商ビジネス英語検定は、１級、２級、３級の
３つのレベルからなり、実際のビジネスの場面を
具体的に想定して問題が出題されます。

【１級】で要求されるレベル
「豊富な海外取引の実務経験があり、英語による
十分なビジネスコミュニケーション能力」

【２級】
「入社前あるいは入社後１年〜２年以内に身につける
べき英語によるビジネスコミュニケーション能力」

【３級】
「入社前に身につけるべき英語によるビジネス
コミュニケーションの基礎的な能力」

・試験会場、他
日商ビジネス英語検定２級および３級は、試験会場で
随時試験を受ける事が出来ますが、１級は統一試験
として指定日のみの受験になります。

・試験問題
２級と３級の試験問題は、公式テキストの記載内容を
中心に出題されるため、まずはテキストを十分に理解
しておく事が大切です。

・試験の難易度
日商ビジネス英語検定の試験は、文法的に難解な文章
は殆ど出題されませんが、ビジネス英語特有の単語が
頻繁に出てきます。

きちんと意味が理解出来るように、何度も書き出して
覚えるようにすると良いでしょう。

◆受験対策
１級の試験問題には公式テキストがなく、参考として
サンプルの問題例がサイトに公表されています。
これは忘れずにチェックしておきましょう。

ちなみに、初歩的なポイントとしてポイントがあります。
ビジネス文書では依頼や質問でも「？」疑問符記号を
使わない記述方法にします。

また、ビジネスレターの形式は、日付、宛先、件名
といった順序になる等があります。

日商ビジネス英語検定の受験対策について、ご案内
いたしました。英検やＴＯＥＩＣに比べると認知度は
低いですが、商社や輸出ビジネスなどへ就職する人は
取得しておくと有利な資格となっています。