2012年08月24日

宅建資格(宅地建物取引主任者)とは?

宅建(宅地建物取引主任者)の資格について
ご紹介いたします。


分譲住宅や分譲マンションを購入する時
最初は販売会社の営業マンとの交渉になりますが
交渉が進んで、いよいよ購入するため売買契約を締結
する段階になると、販売会社の宅建資格所有者から
契約内容の説明が行われることになります。

一般の人が「宅建」の有資格者と接する機会は
住宅の購入もしくは売却の時位しかありませんが
不動産関係の仕事で働く希望がある方には
是非取得しておきたい資格ではないでしょうか。


宅建資格(宅地建物取引主任者)とは?

宅地建物取引主任者とは、1958年(昭和33年)
に当時の建設省が宅地建物の公正な取引が行われる
事を目的として創設した国家資格です。

土地や建物を売買する際や賃貸の仲介を行う際等に
必要となってくる資格で、数ある国家資格の中でも
トップクラスの知名度を誇っています。

宅地建物取引主任者は不動産の売買や貸借時において
その物件について、購入予定者に事前に伝えなければ
ならない重要事項を相手方に説明する専門家でなけれ
ばなりません。

宅地建物取引主任者は不動産取引のプロだ、と言われ
ているのも納得がいきますね。

また、宅地建物取引主任者でなければ出来ない業務も
法律で決められています。それは次の3項目です。

 「重要事項の説明」
 「重要事項説明書への記名押印」
 「37条書面への記名押印」


その為、不動産業を営む事務所において、従業員の
5人に1人以上の割合で専任の宅地建物取引主任者を
配置しなければならないと法律で定められています。

このように、宅地建物取引主任者がいなければ
不動産の取引は成立しないようになっているのです。

つまり、不動産関係の仕事に就く予定の方や既に
仕事をされている方にとって、宅地建物取引主任者
の資格は非常に有益だと言えるでしょう。

また、この資格を取得していれば、個人での不動産
取引も可能となります。

独立して不動産の売買、仲介、媒介をしたい方に
とっても、お勧めしたい資格ですね。

宅地建物取引主任者の資格は、不動産業界への就職
および転職の際に、自分をアピールしてくれる強力な
サポーターとなる人気の高い国家資格なのです。 


宅建資格についてお伝えしました。

日本の住宅は平均寿命が30年と言われています。
住宅の建て替えは繰り返し行われます。
また、少子高齢化社会になり、長年住み慣れた住宅を
売却して介護施設の整った施設に入居される方も
増えてくることでしょう。

宅建の資格所有者の需要は伸びていく方向でしょう。

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posted by 7fukujin at 15:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 資格紹介と取得方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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