2012年09月13日

大学でハローワークの相談が可能になるとは?

大学生の就職氷河期に対応するため、
2013年度からハローワークの相談員が大学内に
常駐することになります。


学生の就職支援を目的に、ヤングハローワークが
設置されていますが、学生がよく利用しているかと
いうと、まだ一部の学生しか活用されていない状況
のようです。

ヤングハローワークの利用率が低い理由の一つに
大学のキャンパスが交通の便がよくないところに
あるため、開庁時間に相談に行きづらいことが
あります。

したがって、大学構内にハローワークの相談員が
常駐する窓口が設けられると、利用者が増えることが
期待されますね。


大学でハローワークの相談が可能になるとは?

就職難で苦労している学生には朗報かもしれません。

2013年度から大学にハローワークの相談員を
常駐させて、ハローワーク窓口を設置することに
なりました。

厚生労働省では、全国にある500ヶ所の大学に
ハローワークの職業紹介や相談業務を行う専門相談員
を常駐させるそうです。

大学生の就職を支援するために行われるものです。

学生たちは一般的な傾向として、大企業や有名企業
へ目を向けやすいものです。

優秀な人材を求めている地元の中小企業、ベンチャー
企業を学生たちに紹介していくことで新卒雇用を底上
げすることを狙いとしています。

その目的のために、全国的な情報網を持っている
ハローワークの出先機関を設置することで、行政と
学校の連携強化をはかります。

これは政府が「若者雇用戦略」の1つとして
打ち出したものです。

雇用機会均等の観点では就職支援と職業教育の充実を
挙げて、他には中小企業の人材確保とフリーターの
大幅削減をはかることを戦略として盛り込んでいます。

社会全体で若者を一時的ではなく中長期的に支援して
いき、質の高い雇用を創出していきます。

現在は就職氷河期と言われていますが、実際には
従業員数が300人未満の会社で大卒求人倍率が3.27倍で
売り手市場が続いています。

ところが従業員数が5,000人以上の会社では
0.6倍となっています。

知名度が高くない中小企業でも業績の好調な企業は
たくさんあります。

地域密着型のハローワークが中小企業と学生の中に
入り関係をとりもつことで、一定の効果を得ることは
できると思います。

ハローワークというと一般的に失業者や再就職希望者
が行く場所といったイメージがあります。

今回大学にハローワークを設置することで、学生が
会社と接触する機会を増やすことが期待されます。


2013年度から大学にハローワークの相談員が
常駐されることについてお伝えしました。

ハローワークなどの公共機関は内容が良くても
PR活動は民間企業に比べると全然少ないものです。

学生の就職相談もハローワークが活用されるように
なるといいですね。


学生のハローワーク
posted by 7fukujin at 12:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 学生の就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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