2012年10月02日

ハローワークの就職困難者への助成とは?

ハローワークでやっている就職困難者への助成について
お伝えいたします。


ハローワークでは就職ができないことから生活も
厳しい環境下にあるような「社会的弱者」に対して
助成を行っています。

具体的には、身体障害者や60歳以上の高齢者など
就職困難者に対して、雇い入れた企業に対して
助成金を支給しています。

もっともハローワークがやっている仕事は
社会的弱者の支援だけではありません。

ハローワークの支援対象は必ずしも社会的弱者だけ
ではなく、社会での経験が貧しい若者いわゆる
フリーターや新卒の内定取り消し者などを正社員に
することを前提として試験的に雇用した企業に対して
助成金を支払う「トライアル雇用助成金」も行って
います。

他にも母子家庭の母親や一定の住居を持っていない
ホームレス、ネットカフェ難民などの求職者に対して
一定期間以上雇い入れた企業に対して助成金が支払わ
れる「特定求職者雇用開発助成金」もあります。

ハローワークの助成

中国をはじめとするアジア諸国の製品が競争力を
持ってきたことから、国内の企業はますます厳しい
経済環境となっていますが、これらの事情を考慮して
「中小企業緊急雇用安定助成金」とか
「実習型雇用支援助成金」
といった制度も創設されています。

このように国では雇用対策の施策推進のため、
雇用の維持や拡大をはかる事業主に対して
いくつもの助成金を設けて対応しています。

しかしこれらの助成金は数十年以上前に策定された
ものなので、助成金を利用するための手続きが煩雑
となっています。

各助成金ごとに申請のために必要な書類や添付書類も
違っていてかなり面倒です。

そのため事前にハローワークへ来所して相談をして、
一連の手続きの流れの説明を聞いていく中小事業主も
数多くいます。

曜日や時間帯によっては窓口が大変混雑する
といった状況になっています。

こうした各種手続きのロスを考えて社会保険労務士へ
手続きを依頼する事業主もいます。

しかしそうすると成功報酬や顧問料などの費用が発生
してしまいます。結局助成金を受けてもそのうちの
いくらかがこうしたマージンで消えてしまうことに
なるケースが多いようです。


※ハローワークの助成事業ですが

ハローワークは失業した人が再就職までの間に
失業保険(雇用保険の基本手当)をもらうための
手続きや再就職に備えて職業訓練を受ける手続きを
するだけではありません。


失業者の再就職のためには、採用する側の企業が
欠かせませんが、企業側が採用しやすくするために
ハローワークでは助成金という形で企業の採用活動を
支援しているのですね。

ハローワークが助成している企業は、採用に対して
積極的なので教えてもらった方がいいと思います。
posted by 7fukujin at 12:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ハローワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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