正社員で働いていたところ、会社から
「会社の業績が悪くなったので、
パート社員になってくれないか」
と打診されたら、ショックで思考停止状態になって
しまいますよね。
それで、パート社員への格下げを受け入れられず
退社して自宅に帰った場合、会社によっては
退職の意志があると見なして、退職願いの提出を
求められることがあります。
会社から退職願を出された場合、会社側と直接交渉
しても拉致が明かないことが予想されます。
そういう時は、労働基準監督署に相談しましょう。
従業員の立場で会社側と交渉しても、
普通は勝てません。
従業員の見方をしてくれる強い存在は
労働基準監督署(=厚生労働省=国)です。
実際にあった事例で見てみましょう。
◆
パート社員への打診を拒否して退職の事例
ある会社で正社員として働いていたKさんが会社から
事業不振を理由に、一方的に正社員からパートへの
変更を打診され納得できずに退社したところ、
退職とみなされ退職届の提出を迫られました。
Kさんは、正社員としての復職または職を失うことに
ついての補償金の支払いを求め、労働基準監督署に
あっせん申請を行いました。
労働基準監督署のあっせんの結果、○○万円の解決金
を支払うことで合意が成立しました。
会社は、和解金による解決に理解を示し、Kさんも
和解金の金額に譲歩を示し、双方の合意が成立した
という事例です。
P.S.
会社から、不利な労働条件の提示をされた時は
自分ひとりで悩んだり、友人に相談しても解決は
難しいと思います。
困ったときは労働基準監督署へ相談しましょう。
会社というものは、労働基準監督署にはとても弱い
ものだということを理解されておくといいかと思い
ます。
posted by 7fukujin at 12:07|
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