ビジネス実務法務検定とは、どういう資格？

１２月となり、平成２６年卒業予定の学生を対象とした
就職活動が解禁となりました。

依然として厳しい就職活動のようですが、それでも
日本の学生はまだ恵まれていると言われています。

スペインに行った人の話ですが
スペインは国家が財政危機となっており、不況がひどく
学生の就職率は５０％程度とのことです。

日本だけで見ると、歴史的に厳しい方かも知れませんが
一生懸命探せば、まだまだ就職が出来る状況でしょう。

ただ、就職先を決める時に、自分の希望を反映させたい
のなら、資格を持っていたりすると有利ですね。

就職に強い資格の一つとして、ビジネス実務法務検定
の紹介です。

◆ビジネス実務法務検定とは、どういう資格？

現代社会において、就職・採用試験時に有利な資格とは
一体どのような資格なのでしょうか。

今回は、一般企業などで幅広く活用出来る資格として
「ビジネス実務法務検定」
についてご紹介したいと思います。

ビジネス実務法務検定は、その名の通り、ビジネスに
おける法令遵守能力を問う試験です。

もっと簡単に説明しますと、会社というのは
人や団体など様々な関係が複雑に絡んでいる組織です。

その組織内で起こったトラブルなどから会社を
法律で守る役目を担うために必要な知識の有無を
検定する試験が、ビジネス実務法務検定なのです。

分類としては弁護士や行政書士のようなものですが、
国家資格ではなく商工会議所によって創設された
民間資格になります。

法学部に通っている学生で、一般企業の法務部に
就職したいと考えているならば、絶対的に有利な
資格になるでしょう。

企業に就職した際にどのような仕事内容になるかと
言いますと、法律を駆使し、企業の不正や不祥事を
未然に防ぐためのリスク管理を行うというような
仕事が主になります。

やはり、法律の知識を身につけている方は、
企業でも人材価値が高く、重宝されるのです。

就職時だけでなく、異動の際に、このビジネス
実務法務検定を能力評価の参考にしている企業も
あるそうです。

サラリーマンにとって必須というわけでは
ありませんが持っていて損のない資格でしょう。

１９９８年に創設されたばかりなので
まだまだ歴史の浅い資格でありますが、
徐々に需要が高まっている資格です。

就職や転職、スキルアップなどを考えている方には
おすすめの資格の一つですね。

Ｐ．Ｓ．
法務に強い人材は、会社で重宝されます。