生活費に困って限界となっていると、就職活動も
力が入りません。
備えて、最後の手段として、生活保護受給の手続きを
知っておいた方が安心できます。
ですが、この生活保護は誰でも「崖っぷち」の状況に
なればもらえるものではありません。
ギリギリの極限状態まで追い込んで、それでもダメ
だった時にはじめて、受給できる権利を手に入れら
れるのが生活保護なのです。
受給対象となるのでしょうか。
まず、ひとつに「働けない」ということです。
場合です。
「働いてください。それが無理なら保護をします。」
というのがスタンスです。
働ける状況にある人が働かないのは、もちろん適用外
です。
次に、「資産がない」ということです。
預貯金はもちろん、生命保険、持ち家、車、場合に
よってはパソコンも持っていてはいけないのです。
いけません。
つまり、換金できる資産はすべて換金して生活費に
まわし、それでも無理な状況になった時でないと、
生活保護受給の資格はないと言えるでしょう。
最後に、「助けてくれる家族がいない」という要件も
あります。
どんなにすがりついても、親族が扶養してくれない
場合と考えてもらえれば良いでしょう。
高齢者なら年金や介護保険、母子家庭なら児童扶養
手当、児童手当、失業中なら失業保険などの諸手当を
受給しても尚苦しい時です。
はじめて生活保護受給の資格を得られるのです。
生活保護の受給できる条件についてお伝えしました。
生活の最低ラインを知っておくと、心理的に余裕が
もてることもありますので参考としていただければ
と思います。