2012年12月11日

生活保護受給を承認するケースワーカーとは?

生活保護の申請をしたことがある人は
まれだと思います。

したがって、実際どのような手続きを
どこでやればよいかなど知らない場合が
多いことでしょう。


というか、正直なところ
生活保護の申請方法など
知らなくて済むようでいたい
というのが本音かも知れませんね。


気持ちとしては避けたいテーマの生活保護ですが
今の時代、半年後はどうなっているか不透明な
時代ですから、知っておいて損なないです。

ですので、社会人の常識として
生活保護の申請は一度理解しておいた方が
おススメかなと思います。


生活保護受給を承認するケースワーカーとは?

生活保護を運営している実施機関は
一体どこなのでしょうか。

生活保護の申請に対して、申請内容を審査して
承認するかどうか判断する立場の人は
ケースワーカーと呼ばれる職員です。

実施機関は、原則として都道府県知事、市長および
福祉事務所を管理する町村長です。

福祉事務所を管理していない町村においては、その
町村を包括する都道府県知事がこの事務を行います。

これらの事務を「法廷受託事務」といい、国または
都道府県が本来果たす役割を適正に処理する必要が
あるものを、代わりに行なうことを法令で定めている
事務処理のことです。


この「法廷受託事務」を地方自治体それぞれが
行なっているため、同じ生活保護を実施しても
地域によって申請時の審査の曖昧さや甘さなどが
出てくるのです。


社会福祉主事がケースワーカー?

社会福祉主事とは、都道府県、市及び福祉事務所を
設置する町村に置かれる職のことで、福祉事務所を
置かない町村においても社会福祉主事を置くことが
できます。

この社会福祉主事が、生活保護受給について
あれこれ決めるための仕事なのです。


そして、生活保護を運営する職員のことを総称して
「ケースワーカー」といいます。


私達が生活保護について聞く時に耳にする
ケースワーカーは、主に相談援助の第一線で働く
職員のことを指します。

ここでもケースワーカーは、この現業員のことを
指していきます。

ケースワーカーは、社会福祉法によって市部では
被保護世帯80世帯に1人、町村部では65世帯に1人を
配置することを定めています。


このように、それぞれの地域で運営して
生活保護受給を実施しています。

厚生労働省は、受給認定に対する直接的な実施機関
ではないので、実質、申請の際には私たちにはあまり
関係がないのです。


※生活保護の受給を決定する立場の
ケースワーカーについてでした。

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posted by 7fukujin at 12:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ハローワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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